2006/05

奥武蔵

棒ノ折山

キョウコ先生の健康企画山歩き編が、2週間前に悪天予想の為に中止になったので、
晴れたらやろうかとか、行く人がいればやろうかとか、サブ的に企画してみたら、
とても良いお天気の予想と、面子も4人ほど集まりそうだったことから、実施となった。

下山後に温泉に入ることと、前回よりはもう少し歩き甲斐のある内容をということで、
ちょっと沢沿いに歩けるコースで、奥武蔵の棒ノ折山へ出かけることに。

05/04 (木)  白谷橋登山口 → 白谷沢 → 棒ノ折山 → 滝ノ平尾根 → さわらびの湯BS

05月 04日 (木)     晴れ

天気予報ではGWは3日から5日までは、とっても良いお天気ということで、
しかも4日は移動性高気圧が東京の真上に来る予想だったので、安心していたのに、
朝から西の空を見てびっくり・・・     延々と続く曇り空、一体これは何だあああ〜!!!
もしかして昼間に雨でも降るのだろうか?      昨日キョウコ先生に、合羽は良い物を
持った方がいいよという話をしたけど、もう実践学習しろってことだろうか。

今日はどうなるのかな〜、と思いながら電車に乗っていたが、市川付近で外を見ると、
どうやら青空が広がり始め、東京都内に入る頃にはすっかり予定通りの良いお天気だ。
冷たい北東気流のせいで、千葉や茨城は雲が多かったのかな。

御茶ノ水から丸ノ内線に乗り換えて池袋へ。
切符を買おうとすると西武線直通切符が買えるようだ。
でも池袋経由にすると、飯能の料金が表示されないのはどういうことかな・・・?
別経由だと料金が出たので、とりあえず買って池袋方面の電車に乗車。
池袋って普段は殆ど行かないので、ちょっと遠いって感じがするけど、わりと近いねえ。

池袋で地下鉄を出て西武線へ行くと、さっきの切符で改札を入ることが出来ない。
乗り換え時間が少なかったので、ちょっとだけ焦る。
窓口で路線変更の判子を押してもらって無事に通過。
池袋に到着する丸ノ内線を、一本早い電車にしておいて良かった〜〜〜

飯能まで1時間はかからないが、それなりの乗車時間だ。
他の人たちもちゃんとこの電車に乗ったかな・・・・・

飯能駅に着くと、キョウコ先生を発見。
Yosizawaさんは京浜東北線が遅れたらしく、少し到着が遅れるそうだ。
そのうちTanakaさんも到着。       とりあえず4人ちゃんと揃いそうだね〜

近くのコンビニで買い物を済ませると、予定通りタクシーに乗る。
今日は時間の節約と混雑解消の為、多少出費になってもタクシーを利用するのだ。
運悪く立ってのバス移動になると、事前に体力を消費してしまうことと、バス移動の場合は
集合時間が厳密になってしまい、もっと早い時間の集合になってしまうからだ。

タクシーの車窓からは、入間川沿いの長閑な風景が広がる。
都心の冷たい光景ばかり見ていると、こういう長閑な景色がとても心に潤いをもたらす。

河又の手前では道路が渋滞しており、ちょっと予想外だった。
GWだから道路が混む可能性があることを忘れていた〜〜〜
ちょっと時間が押しているのが心配だったけど、まあ何とかなるだろう。

昔来た時はダムの入り口でバスを降り、登山口まで歩かされたが、
今日は登山口まで車が入ることができたので良かった。


                 白谷橋登山口

白谷橋登山口で、身支度と記念写真撮影。

ディジタルではないので、なるべくフィルムを
使い切らないといけないし、そんなに沢山は
撮影しないような気もしたので、
なるべく言いがかりをつけて
記念写真は沢山撮るようにしよう。

登り出しは10時半。    ちょっと遅めだがまあ13時頃までには着くだろう。
のっけから、いきなり急坂だあ〜、という、Yoshizawaさんの声がこだまする。
( いえいえ、普通ですって・・・ )

でも最初のウォーミングアップとしては、もう少し緩い方が良いかもね。

Tanakaさんもとりあえず
初めて(?)ながら、普通に登っている。

本当に堕落?していている人は、
最初の10〜15分ぐらいで、
もう苦しそうに、ハアハア言い出す人も
いるので、あんまり問題無さそうね〜

歩いていると、ちょこちょこと急傾斜が顔を出す。

キョウコ先生とYoshizawaさんからは、前回の陣馬山とはやっぱり違う、という声が聞こえる。
( だからあ〜〜、あれは超楽チンなコースだったんだってば− 笑 )

GWなので人が多いかなと思っていたけど、スタートが遅かったせいか、
周囲に人の姿は非常に少ない。    登山道はやっぱり空いている方が良いね〜

周囲にはわりと緑が多いけど、黄緑色が多く、自分にはちょっと薄い感じがする。
新緑は好きだけど、好みとしてはもう少し深い(濃い)緑だと嬉しいんだけど。
近くを沢が流れているので、沢の音が聞こえてちょっと良い感じだ。

普通の山道を進んで行くと、チョロチョロした沢を渡渉するシーンに出くわす。
( 石の上をちょっと歩くだけだから、全然渡渉ってレベルじゃないんだけど・・・ )

靴底がちょっと濡れる程度なんだけど、珍しいのか楽しいのか、
キョウコ先生は、キャーキャー言いながら騒いでおいでだ。
こういうシーンで童心に帰れるのは良いことだね〜

良いなあ、 子供っぽくて。  ( 笑 )

沢を横切るところで、個人写真を撮ってみる。      個展 ?

緑の葉は透過光だと綺麗だ。
( 紅葉もそうだねえ− )

葉がもう少し大きい方が
ごちゃごちゃしなくて良かった。

全体的にもう少し新緑が
濃いと良いんだけど。
でもまあこんなもんかな・・・


途中、大きな岩の間を沢が流れている所があり、
ちょっとした渓谷の雰囲気だ。

景観的にはちょっと沢登り風の雰囲気か・・・

普通の登山道とはやっぱり違う雰囲気だ。

ロープや鎖につかまるところも出てくるけど、
ロープや鎖は補助的利用が基本で、
全面的に頼るのは良くない。
なるべく岩などを手足で確保して登っていくようにしよう。


沢や鎖場が終わり、
普通の登山道に戻る。

岩場や鎖場は新鮮で面白いけど、
普通の登山道はやっぱり楽だ。

しばらく進んで開けた感じがしてくると、
丸太の階段が姿を現す。

階段の先は道路が横切っていて、
その先では他のハイカーが休憩中だ。

私たちもその先でちょっと休憩。

Yoshizawaさんの速乾性シャツは
かなり乾きが速いそうで、
お勧めした甲斐があったみたい。

休憩の後も急斜面が続く。
女性陣はかなり前のめりだね〜

上から降りて来たおじさんに
気合を入れられていたようだけど、
このおじさん、私には穏やかだった。

以前は高い山に出かけてたみたいで
立山の話などを聞いてあげた。

私のザックを見て、ハイカーじゃないと思ったそうだけど、そりゃそうだろう。
日帰りハイキングなのに、テント泊用のザックを担いでいたからね〜

3〜4分話し込んだ後、少し登ると、3人ともしっかり腰を据えて休憩している。
やっぱり階段はちょっと疲れたらしい。

ここからは急に左に曲がって
岩茸石へと、道は続く。

急階段を登った後の平坦な道は、
とっても楽に感じるねえ〜

岩茸石までは、あとちょっとだ。

ほどなく、岩茸石の分岐点に到着〜

分岐点に出た時、向かい側の谷間から
涼しい風が吹き上げてきて
とっても気持ちが良い〜〜〜
やはり自然の風は体に優しいのだ。

3000m級の稜線での涼風は、
もっと気持ちが良いぞお〜〜〜

座れることだし、ちょっと休憩することにしよう。

ここにはでかい岩があるけど、どうやってできたんだろう?


キョウコ先生、ロッククライマー演出のはずなんだけど、
あまりロッククライミングやっているように見えない気がする・・・ ( 笑 )

岩茸石を出ると、次は権次入峠だ。

ここからは、あまりきつくないと
思っていたけど、そうでもなかった。

根っこの多い斜面は、
足を引っ掛けないように気をつけよう。

根っこの多い斜面が終わると、
なんと、厳しい急な階段の出現。
さすがに皆さん、きつそうだね〜

背後には展望が開けてきているけど、
とてもそんなのを鑑賞している
余裕はないみたい。 ( 笑 )

キョウコ先生、結構バテバテの気配が・・・

厳しい階段を登ると、権次入峠に到着。

この二人、さっさとベンチに座り込みだ。

Yoshizawaさんは、随分長いこと
息が上がったままだったけど、
よっぽどきつかったみたい。 ( 笑 )

ここから山頂までは20分ぐらいなので、
あまり根が生えないうちに出発。

しばらくは平坦だったけど、
向こうの方になんと長〜い階段の姿が・・・

こんなのあったっけかな〜???
( 全然覚えていない・・・ )

皆さん、今度こそ最後の階段だから、
頑張っておくれやす〜〜〜 ( プチ喝 )

そして展望が広がり空が見えてくると、とうとう山頂に到着〜〜〜
皆さん、よく頑張ってきたねえ−、ここまで。

歩き慣れない人には、ちょっとだけきつかったかもしれないけど、
まあたまには、少し負荷をかけるのも良いからさあ〜

山頂では、葉が混じっているとはいえ、桜が咲いているじゃないか〜
下界では1ヶ月前に終わってしまったので、ちょっと新鮮だ。

Tanakaさんは日向が良くないそうなので、
桜の下の日陰に陣を敷く。

これ、どう見てもお花見の絵柄だよ。
( お酒がないけど〜 )

今日は湯沸しセットが活躍。

キョウコ先生は前回に引き続き、
またしても昼食はお寿司だ。


桜の木陰では、風の無い穏やかな時が過ぎていく。

良い運動をして、自然の中でゆっくり過ごすのは、精神的にも肉体的にも健康だ。
もう少し時間に余裕があれば、横になってちょっと昼寝でもすると気持ち良いだろうね〜


13時前に山頂に来た時は、まだ人もたくさんいたが、
さすがに14時頃になると、人の数も減っている。


     北側は秩父方面            東側は所沢方面


14時を回ったし、そろそろ下山の準備。   下山前に山頂の記念写真をまとめて撮ろう。

ところが撮影の途中で、たまにあるカメラの障害が発生。
こらこら、こんな時に起きるんじゃな〜い。
( でも日の出や日の入りの時に比べれば、時間があるからマシか )

やっぱり山頂では、
山並みを背景に写真撮らないとねえ〜

ここでは遠景が見えるのは、
北側から東側だけだが、
山並みが大きく見えるのは北側だけだ。

当然、山頂の標識も撮る。

棒ノ折山 山頂 ( 969m )

でもちょっと中途半端な感じかな・・・

横に桜が無ければ、
もっと近くから縦で撮るんだけどねえ。


さて、登ってきた道を下山開始だ。

丸太の階段は相変わらず歩き難いが、
降りなので息は上がらず、楽だ。

脚や膝をおかしくするといけないので、
降り方には注意しよう。

降りでも、勿論記念写真は撮る。

Yoshizawaさんはコアラの
ポーズがお気に入り?

北側の斜面には緑が
生い茂っているところもある。

根っこだらけの降りは気をつけよう。


更なる急な降りの階段を前にして、
3人はベンチで休息。

本来休憩は、呼吸を整えながら
ゆっくり先に進みつつ取る方が良い。

完全に止まってしまうと、残りの道のりが
全く減らないのと、根が生えてしまって
行動が遅くなりがちだからね〜

権次入峠は四差路なので、
念のために地図で道を確認。

滝ノ平尾根は、私も初めて通る道。

こういう穏やかな道だと楽で良いねえ。

午後の陽光も柔らかくて気持ち良いよ〜

林道を横切り、更に降ると休憩ポイント。

模型の飛行機がグルグル飛んでいたぞ。

今日はGW中なので別だけど、
普段の日曜であったなら、
午後のこの陽光が非常に悲しい。

明日から仕事だぁ仕事だぁ仕事だぁ〜と
悪魔の声を聞かされているみたいで・・・

降りの途中で、ちょっと緑が濃くなって
いるような気がしたので撮ってみたけど、
あんまり変わらんか・・・

ここでは順光だったので、
人を日陰に入れて撮った方が、
輝度差が少なくて良かったかな・・・

植林の中は木漏れ日がいっぱい〜

だいぶ降りて来たと思うけど、
まだまだかなあ・・・・・

早く温泉に入りたいねえ〜

なかなか歩き難い降りは続く。

土が濡れていて、滑りやすくなっている
ところもあるので、転ばないように要注意。

キョウコ先生は確かコケてたぞ。


根っこの多い急な降りを
どんどん降りてくると、
下界の騒音が大きくなってくる。

下山口は、きっともうすぐ・・・・・

温泉の東側に出るはずだ。

下山口は民家の脇だった。

すぐ下の川原ではBBQなどを
やっている人たちがたくさんいる。

下山完了〜、お疲れ様−!
さあ、温泉だあ〜!

さわらびの湯に行ってみると、
なんと大混雑で50〜100人ぐらいが
まだ中で待っているらしい。

1時間待って20分しか入れないとか・・・

仕方ないので、今日の温泉は諦めて
バス乗り場へと向かう。

バスは始発じゃないのに、空いていた。

車内では皆さん、さすがによく寝たらしい。

今日は小宴会は無しにして
皆さん、帰宅の途についた。

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