2012/02

鹿児島

開聞岳

開聞岳は九州にある日本百名山なので、以前から行きたいと思っていたものの、
熊本市からはちょっと遠くて費用もかかる為、ついつい足が伸びずにいたが、
なんと開聞岳のすぐ傍の枕崎市に、二日間仕事で出張することになった。

当然この出張のついでに開聞岳に行ければ〜 と思ったが、
どうも週間天気予報を見ていると、登山可能日は 曇り後ち雨・・・
う−ん、折角出張費用で行けるのにぃ・・・  と諦めていたのだけど、
前日の天気予報で、当日朝までは晴れ、お昼頃は曇り、雨が降り出すのは夕方以降、
と言っていたから、これなら行けるかも〜 ということで、急遽出かけることにした。

いつでも登山が出来るように、最近は登山靴とかザックなどは常時車に積みっ放し。

今回は出張に出かける時点では天気が良くない予想だったので、
基本的には登らないつもりでいたから用意が万全ではなく、
速乾性Tシャツという需要なものを忘れてしまった。
でも、開聞岳は登山ボリュームとしては軽いので、まあ大丈夫だろうということで・・・ ( ^_^; )

2012年 02月 05日
( 日曜日 )
枕崎市
かいもん山麓ふれあい公園駐車場
登山口
二合目登山口

●●●●●●●● 登山開始 ●●●●●●●●

二合目登山口
五合目
開聞岳
三合目
二合目登山口

●●●●●●●● 下山完了 ●●●●●●●●

二合目登山口
登山口
かいもん山麓ふれあい公園駐車場
指宿スカイライン
九州自動車道
熊本市


02月 05日 (日)     曇り 一時 小雨

6時前に目覚ましをセットしていたものの、4時半頃から目が覚めていた為、
5時前に起きて、ゆったりと準備を始めた。

明日は早くチェックアウトすると前日に言っていたけど、
さすがに5時半前にフロントへ行くと、真っ暗で誰もいない。
( 都会の24時間対応のビジネスホテルではなく、結構田舎の長閑なホテルなのだ )

鍵だけ置いて出ようかなぁと思案していたら、外から一台タクシーがやってきて、
運転手さんがフロントの中へ入って行ったので、しばらくしてから運転手さんを呼んで、
鍵を預けてから、ホテルを後にする。   今の時期のこの時間、西日本だし外は真っ暗〜

海辺に沿った道路を開聞岳方面へ走って行くが、走っている車は殆ど見かけない。
カーオーディオはCDドライブの調子が悪くて、機嫌が良い時じゃないとCDを再生してくれない。
今日も機嫌が良くないようなのでFMを聴いていたら、こんな早朝から国会議員の平沼さんが
日本の政治についてDJと議論していた。   まさかこんな時間に生放送じゃないよなぁ・・・

開聞駅付近から南へ入り、中学校の前を通って行くと、ふれあい公園の駐車場に到着する。
日曜日と言ってもさすがにまだ6時前、広い駐車場にはポツポツ車が止まっているだけ。
まだ外が真っ暗で準備が出来ないので、しばらく車内で休みながら明るくなるのを待つ。

6時半ぐらいになると、ようやく外に少し明るさが出てきたので、荷物の準備をして出発。
公園内を通って登山口の方へ行けるのではないかと思ったけど、薄暗くて看板が見えないから、
確実な方法として、車道を戻って登山口の標識があった所から歩くことにする。

右の方へ行くと公園の駐車場。
真っ直ぐ進むと二合目の登山道入り口へ。
左に見えているのが開聞岳。

ここから公園の横を通り、
二合目の登山道入り口までは
アスファルト道路を歩く。

アスファルト道路は10分歩いたか
どうかぐらいだったと思うけど、
わりとすぐに二合目登山口に到着。

何だか山の中は暗いねぇ〜

休まずに通過、ちょうど7時。

しばらく登るとすぐに暑くなったので、
2.5合目でレイヤー調整。

三合目、四合目と過ぎ、
結構あっさり五合目に到着。
勾配もきつくなく、歩き易い。
五合目からは東側の景色が眺められる。

五合目の休息地点。

ここでちょっと休憩にして、
写真撮ったりおにぎりを食べたり。

既にTシャツが汗でビッショリで、
やっぱり速乾性Tシャツの必要性を実感。

この後の登山道も、
岩がゴロゴロした感じが
ちょっとあるものの、
勾配は緩いままで歩き易い道が続く。

八合目ぐらいになると、所々にロープが
設置している所が出てくるけど、
岩場がしっかりしているので、全然問題無し。

それにしても本当に人の姿が見られない。
まあここは半日での日帰りレベルの山だから、
こんな早い時間に登る人はいないんだろうねぇ。

山の西側斜面になると、北の方に、
今朝移動して来た海沿いの道路の方が見える。

来る時は真っ暗で何も見えなかったけど。
もうちょっと晴れていれば景色も良いのにねぇ。

九合目付近では梯子っぽい階段も出てくる。

この辺でまさかの小雨のパラツキ・・・
山頂は目前なのに、ここで雨なんてやめてくれよって感じ。
でもすぐに止んでくれたので助かった〜

人はいないと思っていたけど、
ここに来て上の方から降りて来る集団と遭遇。
早い時間に登る人がいたんだねぇ〜〜

山頂到着は、8:45。

山頂は単独の方が一人いただけで、
曇りだし、何とも寒々しい感じ。

開聞岳 山頂  924 m

今にも雨が降り出しそうな感じの曇り空で、
少し風もあったから、ちょっと寒い感じだ。

晴天だったらきっと海と合わせて良い景色だろうにねぇ。
普通は山々の景色ばかりだから、青い海とセットの景色も
眺めて見たかったけど、見事に白い景色だ。  ( -_-; )

お湯を沸かして何か飲んだり、食べたりする
雰囲気でも無いし、雨もいつ降り出すか分からないから
10分ぐらいでもう山頂を後にする。  8:55発。

降りは滑るのが苦手で慎重になってしまう為、
余計な筋肉使うし、時間もかかってしまう。

天気がイマイチなので、登山者があまりいないかなと
思ったけど、これが結構登ってくるねぇ〜
日曜のせいか、大所帯集団と3組ぐらいすれ違った。

腹が減ったので三合目で休んで食べた後、
歩きだしたら、太腿の下部辺りが両脚共に
痙攣して痛くなり、結構焦ってしまった。 (@_@)

しばらく歩くとだんだん引いてきてほぼ治ったけど、
最近あまりにも体を動かしてないし、トレーニングなどもしてないからだろうねぇ。
やっぱり多少は体を動かしてないと、本当にマズイ・・・・・

2.5合目を通過する時、ふと登りの時に休んだベンチに目をやると、
何やら物がポツンとあり、よく見ると、 自分のヘッドウォーマーじゃないか〜!!
ここに忘れたまま出発してことに、全く気付いてなかった。

駐車場へ戻って公園内の案内図を見たら、
やっぱり駐車場から登山道へ、公園内を通って近道することが可能だった。

この後は、前から目をつけていたヘルシーランドの露天風呂へ行ってみることに。
露天風呂も入ってみたかったけど、何より汗かいているのでさっさと風呂に入りたいのだ。

空いている田舎道を一路海沿いに東へと向かう。
途中で長崎鼻に寄り道してみたけど、開聞岳がよく見える展望地があるのか
よく分からなかったので、そのまますぐにヘルシーランドに向けて出発。
途中で一度近道出来るかなと迷子になりかけるか、王道の道路へ戻って無事到着〜
日曜のお昼前にも拘わらず、駐車場はかなりガラガラ。

露天風呂に入った時は誰もいなかったが、
直後に家族連れが入って来たので、
しばらくマッタリと露天風呂に浸かり、
最後に殆ど人がいなくなってから
ちょっと撮影してみた。

目の前には海が広がっているものの、
やっぱり晴天の青の方が良いねぇ。

露天風呂は東側と西側に分かれているが、
入れ替え制で今日は東側が男性用だった為、
露天風呂から開聞岳はよく見えず・・・
まあ次回、晴天の時に再チャレンジということで。

ヘルシーランドの帰りに開聞岳を撮ってみたけど、
山頂には雲がかかっていて、今頃山頂では
ガスの中で何も見えないだろうねぇ。

下山してヘルシーランドに向かっている時から
もう山頂に雲がかかっていたから、
やっぱり早い時間に登頂して正解だった。

熊本への戻りは、池田湖の傍を通って指宿スカイラインへ。
とっても走り易い広い道なのに、殆ど車が走ってなくて快適だ。

指宿スカイラインの途中ぐらいから、真面目に雨が降り出してきた。
九州自動車道を北上している時も、ずっと雨が降ったり止んだりの繰り返し。

しかし、枕崎に来る時は、全国的に強烈に気温が下がってしまって、
あっちこっちで雪や凍結の為に高速道路が通行止めになってしまい、
そのせいで、八代から枕崎までなんと海沿いに一般国道を走る羽目になってしまったから、
帰りに高速道路で移動出来たのは、やっぱり楽だった。
高速道路を使っても、3時間以上かかったけどねぇ。

極度の運動不足によると思われる両脚の痙攣はちょっとヤバいので、
もう少し体を動かして山にも行っておかないとなぁと、真面目に思ってしまった。

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