2009/09

北アルプス

南岳

今年は経済的に苦境だった為、とうとう夏の最盛期に一度もアルプスクラスの山へ
行けなかったが、一度ぐらいは行かないとぉ〜と思い、天気がまあまあ良さそうなことと、
土日は高速料金が 1000 円になることから、日曜の夜に出発することに。

09/13 (日)  調布 → 松本 → 沢渡
09/14 (月)  沢渡 → 上高地 → 槍沢 → 天狗池 → 南岳小屋
09/15 (火)  南岳小屋 → 天狗池 → 槍沢 → 上高地 → 沢渡 → 双葉 SA
09/16 (水)  双葉 SA → 調布

09月 13日 (日)     晴れ

夜運転する為、夕方のビジネス関係の方々とのミーティングの席でもお酒を飲まなかった。
午後のうちにおおよそ用意していた荷物を整えて、 20 時半頃に出発。

天気予報では、明日の月曜日は移動性高気圧に列島が覆われて完全に秋晴れだが、
問題は明後日の火曜日の降水確率がやや高めになっていることがちょっと心配だ。
一番大事なのは下を歩いている時ではなく、上で朝を迎える時だからだ。

中央道を走っていると、日曜の夜のせいか、対向側はずっと渋滞している。
こちら側は勿論空いていてガンガン走ることができる。

諏訪湖 SA にてちょっと食事を摂った後、松本 IC を降りていつもの R158 を走り、
コンビニで食糧を調達、程なく沢渡に到着して、沢渡上の駐車場に駐車。

バス停に一番近い( 約 5 m ぐらい )ところだったのは良いけど、
道路のたった一つの外灯の明かりがぁ・・・    眩しくて寝るのに困る。

外に出て夜空を見上げると、プラネタリュームのような満点の星空だ。
これを見ると、山に来たなぁ・・・  とやっぱり思う。    それにしても寒い!!
放射冷却もあるんだろうけど、今年は秋の訪れが例年よりちょっと早いみたいだ。

09月 14日 (月)     快晴 後ち 曇り

目が覚めると、 5 時をちょっと過ぎた頃。    始発バスがもう走っているのかな・・・?
バス停の時間を見ると、始発は 5:43 。   食べて用意するならちょうど良い感じだ。
この時間はまだ上空にはガスがかかっているが、きっと今日は良い天気だろう。

バスに乗って上高地へ向かうが、上高地付近もまだガスがかかっている。
それにしても秋のせいか、穂高連峰が本当に近くに見えるねえ〜

昔上高地から槍ヶ岳まで初日に登った時は、上高地の出発は 5:40 だったが、
今日の出発は 6:20 。   南岳までなのでかかる時間はあまり変わらないと思う。

河童橋を出る頃には、上空はガスが取れ始めて
穂高連峰の稜線には陽光が眩しく当たり始めている。

今朝稜線上にいる人たちは
素晴らしい景色を眺めているだろうねぇ。
午後までに上がる人も良い景色が見られると思う。

明神を通過して、いつものようにそのまま徳沢へ。
梓川沿いに眺める穂高連峰も、上空がすっかり快晴の青空になっている。

徳沢のテント場に到着すると、射し込む朝の陽光が
軌跡を描いていて美しかったが、
カメラを用意している間に消えてしまった。

9 月で月曜日のせいか、人は疎ら。
地図ではここまで約 2 時間になっているけど、
今日は 1:06 で到着したので新記録だ〜

徳沢で少し休むことにして、またサンドイッチとおにぎりを食べる。
テント場の中で一番徳沢園寄りにある大きな銀杏の木の葉は、まだまだ緑色だ。
少し休んでから、 7:50 頃に徳沢を後にする。

途中、崩落防止工事の為に梓川の内部の方へ迂回路が出来ていたが、
以前はこの辺は梓川が立派に流れていたような・・・   結構埋めちゃったのかな?

徳沢から横尾までも、約 45 分で到着。
やはりここでも人は疎らだ。

新しくなった横尾山荘、
今年はすっかり営業中の様子。

ここから槍ヶ岳方面へ進むのは久しぶり〜

沢沿いに歩くが、まだ傾斜は殆ど緩い。
なのにちょっと疲れた気がするのは、
やはり運動不足が酷いからだろうかねぇ・・・

昔ここを歩いた時と同じく、
雲の無い真っ青な秋の空だ〜♪

1:10 程で槍沢ロッヂに到着し、またまた間食休憩。

槍ヶ岳から降りて来た方曰く、
昨日はガスで駄目だったけど
今朝は 360 度の眺望で素晴らしかったとのこと。
そりゃ〜そうだろうねえ〜〜!!

槍沢のテント場から大曲の方を眺める。
なんて素晴らしい青空・・・

大曲まで傾斜が殆ど無くイメージは楽そうだけど、
ちょっと距離があるので、思ったよりは長い。

大曲付近からはまだ槍ヶ岳は見えない。
そしてここからが傾斜がだんだん急になるのだ。

それにしても周囲に人の姿がとても少ない。
9 月とはいえ、土日に隣接した平日だから、
もう少し歩いている人が多いかと思ったけど・・・

この辺から上はもう殆ど木陰が無いので、晴天の時は暑くてちょっと困る。
しばらく登った所で、数少ない木陰で休憩していたおじさんたちとしばらくお喋り。
当面木陰は譲らないよ〜 だって・・・     いや、別に必要ないって〜 ( 笑 )

そこから更に登って行くと、左手の方に雪渓が大きく残っている。
きっとこの雪渓はもう今年は溶けずに、また冬に入るんだろうねぇ。

天狗池への分岐はわりと近かった気がしていたけど、
意外と先の方だったので、到着するまでに結構疲れてしまった。

休憩に適した場所が無いので、分岐を過ぎて天狗の方へ
しばらく進んでみると、少し登っただけで急に大槍見えてくる。

夕方になると、見えなくなる可能性も
あるので、青空が背景のうちに、
とりあえず休憩も兼ねて記念写真を撮ることに。
なかなか良い感じ〜♪

なんといっても快晴で雲が無いのが素敵・・・
槍沢付近を登る時って、
なぜかいつもこんな天気だ。

休憩した後、そろそろ出ようかなと思っていたら、
上から来たお姉さんに記念写真を頼まれ、撮ってあげる。

槍の穂先に登りたいけど、これからじゃ間に合わないし、
明日は天気がちと怪しいし、どうしようかと迷われていた。
さすがに天狗池に寄り道していると、時間食うよねぇ〜

斜面沿いに天狗池を目指して進む。

このコースは初めて登るけど、どうかな・・・?
時間的にはあまりたいした感じではないようだけど。

少し進むと傾斜も無くなり、
ちょっと開けた感じの場所に出る。

天狗っていうだけあって、岩がゴロゴロの場所だねぇ。
池は近いのかなと思っていたけど、どうでもないのか・・・

後ろを振り返ると、ずっと槍ヶ岳が見えているので、
とりあえずまたまた記念写真を〜〜  ( 笑 )

さっきに比べると、やや雲が出て来た。
夕方が近付くんだから仕方ないねぇ。

少し進むと、すぐ下の方に池が見えてきた。
これが天狗池なのかな・・・?

雪渓の手前を降りて行くと、どうやら天狗池らしい。
見物人は他に誰も見当たらず〜

天狗池の反対側に回り込むと、確かに槍が写って
いるけど、ちょっと風があって水面が揺れていたので、
静止画のようには、綺麗に写っていなかった。

ちょっと逆さ槍を撮りに来るには、
槍ルートからは結構時間がかかりそうだねぇ、ここ。

池から先、傾斜はあまりきつくなさそうだけど
ゴロゴロ岩がずっと続くので、なんか面倒そう・・・

少し先で登山者とすれ違った時、足元に雷鳥が〜
その方こんな近くで雷鳥を見たのは初めてとのこと。
ここの登りは大変ですよぉ〜 だって。  本当かよ・・・

しばらく先に雪渓があり、その辺を超えると
傾斜も出てきて、確かに歩き難い部分が多くなってきた。

確かに大変だ・・・   時間的にもちょっと疲れているし、
今日はなぜか右足に変な痛みがあるので、更に苦しい。

平坦になった所があったので、少し休憩する。

槍の方はすっかり雲がかかってきたねぇ。
今日は一日快晴かなと思ったけど、どうやら明日の
天気は予想通り、ちょっとマズそうな気配がする・・・

南側の斜面の下には、涸沢ルートが見える。
S ガレの手前付近だね〜    いつもあそこから
こちらを眺めていたけど、たぶんこの辺を見てたのか。

穂高連峰もすっかりガスがかかっているし、
上空にも雲が広がり、太陽にも光環が出ていた。

ここから先の岩場ガレ場は、更に歩き難くなった為、
休憩時にカメラセットを収納しておいて良かった。

時間的にもそうかなぁ〜 とは思っていたけど、
降りて来た人が登りが大変だと言ったのがよく分かる。
明日ここを降るのかと思うと、とっても気が重くなってきた。

登ってるうちに何やら妙に右足の痛みが強くなってきた感じで、
歩行時間も少し遅めになってきていた。    疲れもあるけどねぇ。

稜線は見えているからそんなに遠くはない筈なんだけど、
すぐってわけでもなく、ちょっと気が重いながらも
ヘロヘロと地道に登っていたら、
ようやく梯子場らしき場所が見えてきた。

しかし梯子場や鎖場に出てしまえば、
もう稜線までは近い筈だから、少しは気分的に救われる。
写真の楽しみも無いしねぇ。

梯子場を過ぎてしばらく登ると、確かに鎖場があり、
そこを登っていたら、予想外に上から女性が降りて来て、
稜線はもうすぐですよと、声をかけて貰った。

もう 15 時を回っているのに、今からこのルートを降りるって、
小屋のスタッフの方なんだろうかねぇ・・・?

しばらく登ると、稜線まであと 10 分の札があった。

そしてようやく、稜線上の道標が出てきて、
無事に稜線ルートに合流。

しかし稜線はすっかりガスに巻かれていて、
南岳すら見えないじゃないか〜!

ガスに巻かれた人のいない稜線をテクテク
歩いていると、だんだんガスが晴れてきた。

最後の登りを登り切ると、
ようやく南岳の山頂に到着〜♪

でも東側が少し見えるぐらいで、他はガスであまり見えず・・・

今日は夕方以降もちょっと写真は駄目そうだねぇ、きっと。

南岳 山頂  3033 m

山頂を少しだけ降ると、
すぐ下の赤い屋根の南岳の小屋が見えてきた。

小屋到着はちょうど 16 時。
いや〜、無事に着いて良かった〜

天狗ルートの岩場ガレ場を登っていた頃は、到着時間がだいぶ
ずれ込むんじゃないかと結構不安になっていたので、本当に良かった。

小屋で受け付けを済ませて割り当ての寝床へ。 ここの小屋は結構綺麗なんだねぇ〜
今日は平日なので、登山客も少ない様子。

少し落ち着いてから外に出てみたけど、
ガスで周囲はあまり見えない。

南側の斜面を登って、
大切戸が見える付近まで行ってみたけど、
やっぱりガスで殆ど見えず・・・

しばらく待ったけどダメそうなので、
小屋まで降りて来た後、
外で仙台からの方としばらく雑談していたら、
今日の昼過ぎまでは最高の眺めだったそうだ。

やっぱり・・・    そりゃ〜、そうだろうねぇ。

夕食の時間になったので食事に行ったけど、今日は宿泊客も 10 人ぐらいだ。
福岡から来ていたお祖父ちゃんとお孫さんが注目を浴びていた。

お孫さんはまだ 7 歳なのに、槍だの穂高だのをバンバンクリアしていて
今週も長期でこの辺を歩いており、来週の五連休明けも
二日間だけ学校行ったら、その後は立山連峰に行くんだそうだ。
きっとバリバリの登山家になるんじゃないだろうかねぇ。

食後は、大画面 TV で天気予報やニュースを見ていたけど、
どうやら明日は天気が崩れるようで、雨も降るらしい。
その後はまた晴天がやってくるみたいで、タイミング悪い時に来たようだ。

写真も撮れないのに、雨の中あのガレ場を降るのかよぉ・・・
まあ仕方ないねえ、こういう時もあるさぁ〜

食後に一度外に出てみたけど、やっぱり周囲はガスで駄目だった。

早めに就寝して少し眠ったみたいだったけど、
22 時頃に目が覚めて、やっぱりいつものパターンのようだ。

でもやっぱり疲れていたのか、その後しばらくして眠ったら、
次に目が覚めたのは、もう 5 時だった。

09月 15日 (火)      曇り 時々 小雨

しばらくウダウダしていると、
朝食の案内が来たので下に降りて行く。

外は予想通り、
ガスに巻かれて全然駄目だねぇ・・・

朝食の後、しばらく TV の天気予報などを見ながら窓の外も眺めるが、
結構風も強いようだ。    外にちょっと出てみたけど、結構風が強くて寒い。
足もちょっと痛いし、服が少し足りないかもと、珍しく準備不足を感じてしまう。

軍手以外に、防寒防水ように
インナーとアウター用の手袋はあったけど、
稜線上でこうも風が強いと、
果たしてレインスーツだけで足りるだろうか?

天狗池側の谷間へ降りて、風が止めば良いけど、
そのまま強いとちょっとマズい・・・

ちょっと話した方は、今日はここの小屋に停滞して、明日の晴天に期待するとのこと。
写真を期待しての晴天もそうだけど、ほんのちょっとだけ命の危険が頭を過った。

手持ち現金がもう帰りの費用分しかなかった為、宿泊数を増やすことができなかった。
普段は予備費として、一泊分程度の予備費用は持って来ることが多いけど、
今回は金欠だった為、予備費無しで来ていたが、裏目に出てしまった。
一日延ばせば、きっと写真的にもちゃんとした写真が撮れることだろうにねぇ・・・ ( 悲 )

考えても仕方ないので、意を決して 7 時頃に小屋を出発する。

風はやや強めだけど、殆ど雨が降っていないのが幸いだ。
周囲はガスで何も見えないし、そもそも防雨対策用にザックにカバーをかけている為、
そもそも今日は一眼レフ写真は予定無しの状態だから、写真の手間はなくて良いけど、
やっぱりちょっと悲しいねえ〜      半分は写真撮りたくて来てるわけだから。

しかし右足に妙な痛みがあるのが、結構気がかりだ。
降りは槍沢までとはいえ、上高地まで結構歩く時間が長いからねぇ。

ガスで周囲が見えない南岳の山頂を過ぎてしばらく降りて行くと、
天狗池方面と稜線コースとの分岐点に出た。    やれやれ、ここを降りるのか・・・

開き直って、天狗池へ向かって谷間へ
降り始めると、幸いなことに無風になった。
いや〜、良かった良かった。

雨は僅かな小雨だから、寒ささえ無くなれば、
あまり危険なく槍沢まで降りられそうだ。

こんな日だし、時間的にまだここを登って来る人はいないだろうねぇ・・・
周囲はガスに巻かれていて、あまり視界もない為、殆ど写真も撮らずに降りて行く。

岩場で足場の悪い所も結構あり、
よくこんな所を登って来たな〜と思う。

兎に角、人の通りが少ないので、
こんな所で怪我などのトラブルだけは
起こさないよう普段よりも随分と気を使って降りる。

だいぶ降りて来たかなと思う頃、
下の方に雪渓が見えてきた。

雪渓を少し降った所が天狗池だから、
だいぶ近くなってきたぞぉ〜

雪渓の脇では、雪渓に沿ったコースがルートになっていたが、
どうも進み難そうなので離れたコースを歩いてみたら、こちらの方が楽だった。

天狗池の南側にもう一つ池があり、ちょっと寄ろうとしたけど、
途中から行き難そうになったので、止めてそのまま天狗池の淵を回り、坂を登る。
ちょっとだけ道を間違えた感じがあったけど、すぐに合流して平坦な道に戻る。

しばらく歩くと、やや樹林帯のようなコースになり、
少し降りた付近で初めて登って来る登山者に遇った。

右の方に、槍ヶ岳へ向かう槍沢ルートが見えて来たので危険性は無くなった。
適当に道標に沿って歩いていたら、どうも回り道をしてしまったらしいが、
無事にようやく槍沢ルートに合流できた〜〜

槍沢ルートに入ると、多少登りも降りも登山者の姿が出て来たが、
平日のせいか悪天候のせいか、人の数はとても少ない。
まあ 10 時前後だから、時間的にこの辺を歩く人は少なくてもおかしくないか〜

大曲を過ぎる頃、空を見上げると、曇ってはいるものの、わりと明るめの曇り空だ。
明日から天気が回復する見込みだから、少しは晴れ間の兆しでも
見えるのかと思ったけど、やっぱり今日は全然駄目みたいだ。

槍沢のテント場を過ぎて、タラタラと進んでいくと、ようやく槍沢ロッジに到着〜〜!!
中には雨宿りしながら休憩している人がたくさんいた。

とりあえず玄関前でパンとお菓子を食べる。
それにしても、右足が痛いのはちょっとマズい感じがする・・・

団体が先に出発した後、11 時を回ったので出発の用意をする。

槍沢に沿って歩くが、
今日はやっぱり雲は取れなさそうだ・・・

途中でちょっと槍沢の写真を撮って、
その後団体を橋の所で追い越し、
どんどん歩いて行くと、横尾山荘が見えてきた。

ここでも少しだけ休憩しながら、
お菓子をちょっと食べる。

晴天日のお昼頃なら、
きっと多くの人で賑わっているんだろうけど、
やはり人は少なめ。

横尾と徳沢の間の工事の所は、随分梓川が埋められた感じだ。
ここを歩いていると、全然景勝地って感じじゃないねぇ・・・

徳沢に着いても、しばらく休憩して、やっぱりお菓子とお握りを少し食べる。
雨は降っているのか止んでいるのか、殆ど分からない程度になっていた。

明神でも、やはり休憩。
普段なら休まずに上高地まで歩くと思うけど、なんせ右足が痛くてしょうがない。
どっか真面目に痛めてしまったとしたら、ちょっとヤバい気がするけど、大丈夫だろうか・・・

お菓子を食べて、少し長めに休んだ後、明神を出発する。

足を痛めていたわりには、思ったより早く小梨平が見えてきた。
キャンプ場を抜けると、ようやく河童橋に到着だ〜〜〜♪

天気が良くないとはいっても、さすがにここはそれなりに人がいる。
ここはやっぱり観光地だねぇ。    この辺では観光客の方が多くなるので、
大きなザックを背負っているとなんだかちょっと違和感を感じてしまう。
登山シーズンとしては、 9 月はちょっと谷間っぽいところがあるからね〜

いつもは梓川沿いに歩いて BT まで行くが、今日は道路側から歩いてみる。
足も痛いことだし、しばらくインフォメーションセンターで休憩することに。

ここは座れる場所が沢山あって良いねぇ〜〜
壁に高い山ベストテンや読めない山の名前などの情報があった。
高い山ベストテンは全部知ってたけど、読めない名前の山はあったねぇ。

沢渡行きのシャトルバス乗り場へ行くと、もうすぐバスが出る様子。
乗車して間もなく、バスは出発。     しかし疲れたねえ〜、足も痛いし・・・

曇り空の下、バスは沢渡駐車場地区へ到着。
沢渡上で降りて車へ戻るが、やっぱりここは近くて便利〜〜♪

その後いつものように、行きつけの温泉へ移動。
今日もそんなに客は多くない。  空いてるし、内湯と露天があるので便利だ。

R158 を松本まで走り、松本 IC からは高速道路をゆっために走る。
いつもならわりと飛ばし気味で走るけど、今日は 24 時を過ぎてから
高速を降りる予定なので、時間がかなり余ると思われるから。

諏訪湖 SA でさっさと休憩に入り、とりあえず食事してしまうことに。
週末と違って、こういう場所でも空いているから、やっぱり平日は良い。

まだ 20 時台なので、 2 時間ぐらいは確実に時間が空きそうだから、
途中の双葉 SA に立ち寄りして少しそこで眠ればちょうど良さそうだ。
今日は疲れているからたぶん眠るだろう。

駐車した場所がちょっと明るかったけど、毛布を被って寝ることに。

09月 16日 (水)      曇り

目が覚めて時計を見ると、なんとなんと 0:40 。   予想外に良く寝たねぇ〜
零時を過ぎているので、もうさっさと帰宅するだけなので出発しようかとしたら、
あれ〜、エンジンがかからないじゃないか?   ん〜、なんで・・・?????

一体何が起こったのだ?  しかし何度エンジンをかけてもかからない為、
だんだん頭が真っ白状態に。     どうするんじゃあああ〜〜!!!

GS に行ってみたら、ブースターケーブルはあるけど隣に車がないとねぇ、ってことで、
バッテリー上がりかどうかは分からないけど、結局 JAF を呼ぶことに。

待つこと 30 分弱、 JAF が到着。

バッテリーを調べてもらったら、なんと 0.2 V ・・・
ゼロになっていたら、バッテリーそのものを
交換しないと駄目だったそうだ。

でも何でだろうと思っていたら、
担当者に発見されてしまった。

なんと、ライトを最後まで消していなかった!!    ショック〜〜〜
自分では消していたつもりだったのに、最後の一回しが抜けていたのだ。
結局高速代を浮かすつもりが、実に 9 倍ぐらいも余計な金を使う羽目に・・・ ( 悲 )

その後は東京まで普通に飛ばして帰ったけど、帰宅は 3 時半頃になってしまった。

苦労して二日で 3000 m の稜線を往復したのに、稜線上では天気悪いし、
足は痛めるし、余計な金はかかってしまうし、久しぶりに恵まれない登山だった。

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