2008/04

高尾・陣馬

扇山・百蔵山

昨日は青空が広がり天気は良かったが、北海道沖で発達した爆弾低気圧のおかげで、
東京でも物凄い風が吹いていて、きっと山歩きをしていたら、とんでもなかっただろう。
今日は等圧線が緩くなり、風も収まることが分かっていたので、
ちょっと長めかなとも思ったけど、扇山と百蔵山をセットで行ってみることにした。

04/02 (水)  鳥沢駅 → 梨の木平 → 扇山 → 百蔵山 → 山の神 → 猿橋駅

04月 02日 (水)     晴れ

京王線の調布駅を 7:57 発、
JR中央線の鳥沢駅に 9:16 着。

中央線は実に長閑だったねぇ・・・

駅の北側すぐのところにコンビニがあるので、
食糧などの調達は、問題なさそうだ。

ここから住宅地の中を歩くが、道標が殆どないので、
若干不安を抱えながら、適当に山の方へ歩いて行く。

本当にこっちだろうかと思いながら歩いていると、
突然山道への入口がある。 ( 見落とし易い )

しかし、横に道路が見えるのでおかしいなと思いながら
登っていると、再び道路歩きとなり、ゴルフ場があった。

ゴルフ場の北側を過ぎると、ようやく登山道の入り口だ。
地図では1時間になっているが、ここまで約40分で来た。

でもちょっとウザったいねぇ、道路歩きが。
それに、もう少し道標があった方が迷わなくて済むと思う。

登山道の入口には、トイレやベンチが整備されている。

画像では分かり難いが、南西側には富士山が見えていた。
今日は背景が曇り空なので、白が重なって見え難い。

ここを 10:05 頃に出発。

ここから山道へと入って行くが、曇り空の為、
期待したような木漏れ日は無さそうだ。

それに、人も全然いなさそうだし・・・
ちょっと寂しい感じかも〜

距離はそう長くない筈だけど、結構急な登りが続く。
なかなか良い運動になりそうだねえ〜

途中、降りて来たおじさんと
一度だけすれ違った。

しばらく登ると休憩の為に、
ベンチが設置されていた。

このコースは、わりと途中で
休めるようにしてあるんだね〜

ベンチの所からは、南西側に富士山が見える。

普通に撮ってしまうと、雪と背景が被ってしまい、
富士山が見えなくなってしまうので、
露出をアンダーにして撮ったら、わりとまともに写った。

ベンチの所からしばらく登ると勾配が緩くなり、
道もより歩き易くて、楽になってくる。

稜線も近そうな感じだし、もうすぐ分岐点かな・・・?

予想通り、すぐに稜線に出て、
百蔵山方面との分岐点だ。

ちょうど 11:00 なので、駅から約 1:40 だ。
あとは稜線の楽な道を少しの筈だから、
予定より早そうだ。

道も広くて、落葉の絨毯のような雰囲気だね〜

曇っていることもあり、
雰囲気的には晩秋のような感じが・・・
ちょっと寂しい。

どうやら、この先が山頂のようだけど・・・

広そうかな・・・ ?

扇山の山頂に到着〜〜〜
時刻は 11:05 で、駅から約 1:45 だ。

地図では 約 2:20 となっているので、
予想通り、30 分程度は早かった。

山頂には、先に登山者が一人いるだけで、
そこは平日、やっぱりガラガラだ。

扇山は 秀麗富岳12景になっており、
その中の6番目。  標高は、1138 m。

青空なら、もっと富士山が綺麗に見えただろう。

富士山を良く見せる為に、
きっと南西側は伐採したんだろうね。

北北西方面は、雲取山などがあるが、
どの山が何なのかはよく分からず・・・

東北東方面に見える山並みは、
きっと不老山あたりかな?

扇山の山頂は、ベンチなどは少ないものの、
シートなどを広げれば、面積的には結構広めなので、
ちょっと人が多くても、大丈夫そうな感じだ。

結局、私が出発するまで
他に登山者が一人いただけだった。

11:40 、 山頂を出発。

穏やかな広い道を、分岐点へと戻る。


あっという間に分岐点に到着。

下からは、やっぱり誰も来る気配はなく・・・
扇山だけに来る人なら、
この後に来るかもしれない。

ここからは、しばらく降りが続く。

百蔵山までの間は、
人には会わないだろうなぁ・・・

それにしても、なかなか勾配のきつい降りが続くね〜

後ろをよく振り返るが、ここを逆に登るのは
かなりの運動量になるような気がする。

どんどん降る・・・

百蔵山へ登り返すんだから、
そんなに降らなくても良いのに・・・・・
勿体ない!!

鞍部付近らしく、ようやく傾斜が収まってきた。

この辺は緑もあるし、陽が出てきたので
木漏れ日の感じもあって、
春の山歩きらしい雰囲気だ。

宮谷へ降る道があった。

( 2000年版の ) 地図には出ていないけど、
ちゃんとエスケープできるようになっているんだね〜

百蔵山までの登り返し。
距離は短いけど、勾配はそれなりに急。

休んだ時に心臓に手を当てたら、
随分と心拍が速くなっていた。

休んだ後、ちょっと登ったら
もう分岐点だった。

この穏やかな道を少し進めば、
おそらく山頂は、すぐの筈・・・

13:10 、 百蔵山の山頂に到着〜〜
標高は、1003 m。

地図では、扇山から2時間になっているが、
約 1:30 で到着。   実際はこんな感じだろうと思う。

山頂は扇山に比べると、やや狭そうに思えるが、
東西に長くなっているので、あまり変わらないと思う。

むしろ南側の景色を眺めながら休むには、
こちらの方が景色が見える場所が多い感じだ。

百蔵山も 秀麗富岳12景になっていて、その中の7番目。

百蔵山は 12 年前に来たけど、もう記憶が無くて
山頂の印象なんて覚えていないから、初めて来た感じ。
覚えているのは、山の斜面が急だったことだけ。

こちらもずっと一人だったが、休憩中に一人、
出発前に一人と、他の客は二人しかいなかった。
殆ど貸し切りと同じ状態だ。

南側にはすぐ下に中央高速、
南西側には富士山が見えるが、午後なので
富士山は扇山の時より霞んで、更に見え難い。

南東側には丹沢の山並みが見える。

中央右寄り奥には檜洞丸、左奥には蛭ヶ岳。
蛭ヶ岳には、まだ雪が残っているようだ。

南側の斜面で、しばらくお昼寝。

Tシャツが汗で濡れていたが、速乾性Tシャツなので
直射日光に当てていると、乾くのはあっという間。

14:10 、 山頂を後にして、
西側回りで猿橋へ降る。

少し降りると、葛野集落へ行く道との分岐点だ。

それにしても、この辺の道標は
なんかちょっとチャチな感じがする。
周りとの調和からしても、木板の方が良いような・・・

降り始めて少しの間だけ、
陽当たりの良い、緩い降り坂だ。

しばらく降りると、急な斜面が登場。

降りた後に、後ろを振り返って見上げると、
12 年前に来た時の光景を思い出した。
確かここの急な斜面を登った記憶が・・・

少し降りると、穏やかな杉林が続く。

緑の林に西日が射し込んでいて、
良い感じの光景だったが、その良さを
そのまま写真の撮るのはちょっと難しい。

もう少し、露出を落とせば良かったかな・・・

こちらも肉眼では、
ちょっと良い雰囲気に見えたけど、
画像に撮ってみると、
なんかいま一つだねぇ。

この林の出口には、
ちゃんと登山届が出せるようになっていた。
中をチラッと覗いたら、結構紙が入っている。

低山歩きの時には、全然届は出していない・・・

その後は延々と道路を歩くことに・・・
こちらは住宅地の中にも、わりと道標があった。

中央道の下を潜ると、駅は近い筈。

後ろを振り返ると、
右には扇山、左には百蔵山が見える。

百蔵山は南東側から見ると、山だけが突出
しているので、だいぶ感じが違って見える。

桂川を超えると、すぐの信号の角にコンビニがあるので、
猿橋駅からスタートする場合でも、買い物はできる。

すぐ先の猿橋駅には、15:23 に到着。

猿橋駅に入ると、5 分後に快速東京行きが来たので、
待ち時間が少なくて良かった。
都心へ入る電車でも、ボタンを押してドアを開ける車両が
あるんだねえ〜    でも都内では自動で開いていた。

17 時過ぎに帰宅完了。

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