2007/09

尾瀬

尾瀬ヶ原

まろやかサークルの山歩き、尾瀬企画。
7月後半に持ち上がった企画で、草紅葉の尾瀬ヶ原を歩こうというものだったが、
ちょうど尾瀬ヶ原を歩く日だけが、秋雨前線と重なってしまい、やばい天気に・・・

09/22 (土)  荻窪 → 練馬 I C → 関越道 → 尾瀬戸倉  ( 往復 )
09/23 (日)  尾瀬戸倉 → 鳩待峠 → 竜宮十字路 → 鳩待峠 → 尾瀬戸倉

09月 22日 (土)     曇り 後ち 雨

土曜日は何となく体調が思わしくなくて、夕方までグウタラしてしまい、何もできず・・・
さすがに17時頃になると、準備をしないわけにはいかず、ちょっと重たい感じのする
体を起こして、準備その他を行い、集合場所のJR荻窪駅へ。
出口の手前でアリさんといっしょになり、外へ出てみるとちょうど皆さん、お集りだった。

ももさんにレンタカーを取って来てもらって、いざ関越道へ。
今日は8人乗りの車に見事満員御礼、荷物もびっしりだ。

関越道を走っていると、途中から予想通り、激しい雨が・・・
夜の天気予報では、ちょうど群馬と福島の境辺りは、今夜から明日にかけて
べったりと雨雲が定着する予報が出ていたので、まあ予想はしていたけど、
もしかして、こんな激しい雨の中でも、ちゃんと歩くのだろうか?  ( えぇぇぇ〜〜〜!! )
ここの人たちなら、きっとやりかねないねぇ・・・

自分一人での登山計画だったら、雨の予報が出た二日ぐらい前の時点で、
既に中止なり延期なりしてしまう確率 95% ってところだけど。

それにしても、この車の背もたれがどうも合わなくて、結構首が痛くなってしまい、
果たしてこれで夜中はどうなるのだろうかと、不安が過る。

いつの間にか、尾瀬戸倉の駐車場に到着。
10年前に来た時は砂利道の駐車場だったけど、奇麗なアスファルトの地面に
変わっているじゃないか。   そりゃ〜そうだねえ、10年も経っているわけだし。

ももさんは外にテントを張って就寝。
私らは車中泊だけど、やっぱりシートを倒せないのは、かなり厳しいねえ〜
いつも一人で車で出かける時は、シートも倒せるし、荷物も自由にいじれるし、
完全に真横にならないのが今ひとつなんて思っているけど、
こういう状況に比べると、かなりマシな状況なのだと実感する。

外は強い雨が降っているけど、本当に歩きに行くんだろうか・・・

09月 23日 (日)     曇り 時々 小雨

いつの間にか朝になっていて、そろそろ行動開始時刻だ。
外はしっかりガスがかかっていて、それなりに雨も降っているじゃないか・・・
でも、やっぱり尾瀬ヶ原には行くらしい。      だろうねえ〜 ( 笑 )

とりあえず皆さんレインスーツを着用して、屋根のある休息所まで移動。
身辺整理をした後、タクシーに乗り込んで鳩待峠へと移動する。

鳩待峠に到着すると、まだ小雨は降っていたが、思ったよりは軽い雨だ。
横の施設を見ると、10年前を思い出す。     懐かしいねぇ・・・

鳩待峠から山の鼻への降りは、よく整備された階段や木道だ。
最初はしばらく下り坂の階段が続く。

そんなに勾配はきつくないが、ポプラさんは慣れないせいか、
随分と神経質な降り方をしている様子。
私も降りは慎重な方だけど、ちょっと神経質過ぎている感じもしたが、
きっと山道を歩き慣れていないことと、いきなり履き慣れていない靴で
歩きだしたことの、両方の要因があるんだろうねえ〜

ここの下りを降っていると、10年前にここを登り返した時に死にそうだったことを思い出す。
あの頃はまだハイカー2年目だったので、基礎体力もなかったんだろうねえ。
でも周囲の景色は全然記憶がない。

雨は小降りで、山の鼻まではわりと樹林帯という感じなので、
フードが無くてもわりといける。
尾瀬は標高が高いから、この時期涼しいとはいっても、
やっぱりレインスーツを着用すると、蒸し蒸し感があるからねぇ。

予定より長めの1時間半ほどかかって、
山の鼻に到着する。

何となくこんな感じだったかな
ぐらいは覚えているけど、
細かい所は全然覚えていない。
至仏山荘なんてあったっけかな?

雨が止んでいたので、外のベンチで休憩 & 朝食タイム。
自分一人なら、雨がいつ降ってくるか分からない状態の時は、
湯沸かしセットは出動しないのだけど、ここの人たちはどんどん品物が出てくる。
湯沸かしセットは勿論のこと、コーヒー豆、更にはソーセージを炒めるなんて・・・
これって文化の違いかしらね〜  ( 笑 )

私って、よっぽど雨が嫌いなのだろうか・・・ ?

そのうち山荘の企画なのか、近くの周遊コースで植物見学? ツアーが開催されていた。
私も皆さんにつられて、湯沸かしセットを利用してお湯を沸かしてホットレモンを飲んだので、
ついでにお昼用の赤飯アルファ米にお湯を入れておくことした。
歩いている間に出来てしまうので、昼食時の時間の短縮に役立つからだ。

8時を過ぎたので、そろそろ山の鼻を後にして尾瀬ヶ原へと出発〜〜

建物が並んでいる所を過ぎて、しばらく行くと
見晴らしの良い尾瀬ヶ原の景色が広がる。

夏の緑の湿原が広がるイメージが強いが、
この時期はもう草紅葉が始まっており、
天気が鈍よりしていることもあって、
昔来た時とは随分イメージが違う。

今日は3連休のわりには、天気が悪いせいか
行きかう人の姿も思ったより少ない。

しばらく歩いていると、右側には
頭の丸い形をした、牛首が見てきた。
ちょっと遠そうにも見えたけど、
そこは平坦な道、あっという間だった。

牛首を過ぎると、すぐにヨッピ橋との分岐だ。

尾瀬ヶ原は湿原なので、あちこちに池塘がある。

途中で高山植物を見物しながら、
とりあえず竜宮十字路を目指す。

下田代十字路までは
ちょっと時間が足りなさそうだねぇ。


途中で、写真撮影のスポット地点に
寄り道したりしながら木道を歩いていると、
竜宮十字路が近づいてきた。

ハ−リさんが木道から足を踏み外し、何事かと
思ったら、歩きながら居眠りしていたらしい。
やっぱり車中泊は眠れないよねぇ・・・

竜宮小屋は改修中の為、利用はできず
裏手のトイレだけを皆、利用している。

竜宮小屋の向こうの燧ケ岳はずっと雲に
隠れていたが、時折り顔を見せていた。

竜宮十字路で長めにお昼休み。

以前の買い物ツアーの時に、湯沸かしセットを購入していたちかさんや
トン子さんがお湯を沸かし、ももさんはコーヒー豆を引いている。
ハイキングの最中に飲むコーヒーとしては、贅沢だね〜
通りすがりの人たちも、わりと羨ましそうに見ている人たちも多かった。

ハーリさんは、とうとうベンチの上で横になって昼寝していた。 ( 笑 )

お昼休みの後は、あまり時間が無いことから
下田代へは行かず、ここからヨッピ橋を周って
山の鼻へ戻ることに。

いつしか至仏山の雲も取れて、
山全体が見えるようになっている。

ヨッピ橋の手前では、またしても
ハーリさんがこけていた。 ( 笑 )

ヨッピ橋から中田代三叉路へと歩く。

戻る時は少し小雨が降っていて、
フードをかぶっていると、ちょっと蒸すね。

樹林っぽい木立の中を抜けると、
建物が見えてきて、山の鼻に到着。

山の鼻では建物の中で休憩しながら、コーヒータイム。
尾瀬ヶ原から歩いてきた歩荷さんたちも、ここで休憩らしい。
歩荷さんの中には女性もいるんだねえ〜

14時頃、山の鼻を後にして、鳩待峠への木道の道を戻る。
木道や階段がちょっとウザかったけど、降って来る時よりも早かった。  何故だ・・・?

鳩待峠では皆さん、ソフトクリームを食べていたが、
私はお昼に食べた赤飯でお腹がもたれ気味だったので、ここでは何も食べず。

戸倉へ戻り、一路関越道を東京目指して走るが、途中から見事に渋滞だ〜〜
車中では、トン子さん提供の大量のお菓子が盛況だった。

ようやく 練馬 IC かと思ったら、なんと料金所の先でも事故らしく、全然車が進まない。
やっと関越道を降りて、JR荻窪駅へ到着。

店員が少なくて、なかなかものが来ない居酒屋で、とりあえずお疲れ様会。
23時過ぎでお開きとなり楽しかったが、調子に乗って食べてしまったようで、
翌日はお腹の具合を悪くしてしまい、終日ダウン。
翌日が休みで本当に助かった。     ここのところ、仕事休めんのよねぇ〜

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