2010/05

宮崎・大分

祖母山

二日前に山へ出かけた Mie 嬢が、またまた山へ出かけるそうで、今度は祖母山になった。
で、決まったのは前日。    最近直前になって決まることが多いけど、行動早いねぇ。

Tatsu さんは行くって言ってたけど、先の予定を忘れていたそうですぐに撤回、今回は欠席。

2010年 05月 02日  ( 日曜日 )
自宅 → 高森 → 五ヶ所高原 → 北谷登山口

2010年 05月 03日  ( 月曜日 )
北谷登山口 → 風穴 → 祖母山 → 国見峠 → 北谷登山口

05月 02日 (日)     快晴

昨日と今日は凄い快晴のお天気。   GW 中はずっと晴天のようだけど、
明日以降は高気圧の後方に入る為、やや雲が多めの天気になるのかなぁ・・・

途中はずっと田舎道の筈なので、給油所は開いてないだろうから、
夕方給油だけ少しやっておき、 23 時を過ぎてから出かける。
GW 期間中だし、山の上に泊る人もいるだろうから、駐車場が空いてないと困る。

高森付近では、もの凄い狭い道を通ったり、どっちの道が正解か迷ったり・・・
しかし何とか予定通りの道を走ることが出来た。   片側一車線の道路も夜はガラガラ。

登山道の下の小学校に着いたのが、日付けが変わる直前。
Mie 嬢に電話したら、ちょうど出発した頃で、遠くから来るからこれから長旅だ〜

ここから登山口の駐車場まであっという間だろうと思っていたら、とんでもない!!!
しばらく先からオフロードになり、殆ど時速 5 Km/h ぐらいで走る羽目に・・・ (◎0◎)
普通の道路なら 10 分ぐらいで着いているんじゃないかと思えるぐらいなのに、
なんと 40 分ぐらいかかってしまった。    腰や首が疲れたねぇ。

登山口の前の駐車場は既に車が一杯だった為、すぐ下の少し降った所に停める。
一台分だけ空いていたから良かったけど、 Mie 嬢はもっと下の場所になりそう・・・

2 時を過ぎてからお休みモードに。   全然寒くないので、そのまま寝ようとしたけど、
未明になるにつれて寒くなってしまい、眠れなかった。  シュラフを使えば良かったかな・・・

05月 03日 (月)     晴れ

ちょくちょく目を覚ましては携帯の時計を眺めていたが、そのうち明るくなってきた。
今日は全然眠れなかったなぁと思いながら頭からフリースを被っていたが、
何度目かの時、前回のようにトントンと Mie 嬢に起こされた。

外に出て準備しながらも、車のボンネットの上で日本アルプスの雑誌を眺めながら
おにぎりを食べる。   Mie 嬢がトイレに行ったら、いっぱいで使えないとのこと。
今日はどうやら山頂で山開きのイベントがあるらしく、それで人が多いようだ。

6 時半過ぎに駐車場を出発。

後から来た人たちは、
一体どこに車を止めるんだろうか・・・

2 分ぐらい歩くと、
すぐ上の登山口の前の駐車場に着く。
ここは昨夜から一杯だった。

テントも何張かあったけど、ここは広くないんだから
貴重な駐車スペースを占拠してほしくないもんだ。

今日も周回型コースだけど、
どちらから回るか決めてなかった。

しかし降りに楽な方が良いだろうと思って、
真っ直ぐ祖母山へ登る方へと向かう。

しばらくは車も通れる林道を歩く。

しばらく歩くと、
風穴コースの標識があった。

ここから山道に入る。

少し進むと、小さな沢がある。
水があると、清々しくて良いね〜

Mie 嬢が、丸太を渡るのに苦労していた。

その後しばらく、
緩くて歩き易い山道が続く。

離れた山々には陽も当たっているが、
ここは西側斜面でまた陽は当たっていない。

少し傾斜が出てきて、
間引きされた杉林の中を登る。

人が多そうと思っていたけど、
殆ど人の姿は見ないねぇ。
沢付近で何人かに抜かれただけだ。

木に苔が生えている所も多く、
Mie 嬢が、柔らかい〜♪♪ と
感激していた。

触ってみると、
確かに思ったより、厚みがあった。

しばらくすると、再び沢に出る。

今はまだ早いけど、
こういう場所で休憩すると良いね〜

すぐ目の前で水が縦に流れていたので、
スローシャッターで撮影してみた。

こういう時は、
三脚がないと撮影は難しい。

その横は、ちょっとロープを
使わないと面倒臭い所だ。

でも、両手が空いていれば問題無い。

沢から離れて山道を進む。
両サイドには背の高い笹が〜

この辺まで来ると、
ようやく陽が当たるようになってきた。

少し登って行くと、ようやく展望が開ける。
ちょっと霞んだ感じで、
まだ青空は見られない。

まだまだ山肌には緑が少ない。

だいぶ下の方で、風穴は過ぎたのかなと
話していたけど、ようやくここが風穴だった。

かなりマッタリしながら歩いていたので、
地図のタイムよりも時間がかかっていた。

風が出ていた記憶が無いけどねぇ・・・

ちょっと広めの岩場で休憩しておやつ。
あまり休憩に適した場所が無いので、
後から来た人も、皆さんここで休む人が多い。

しばらく登ると、前を進んでいた元気なおじさんたちが、
この高い岩を登っていたので、そちらがコースかと
思っていたら、こちらは違っていた。

本来のコースは熊笹が茂っていて分かり難い。

ここから上では、熊笹が溢れていて
腰を落として潜るように歩く所もよくあった。

熊笹に隠れてしまって、後ろから来る人の
姿がよく見えないじゃないか〜〜!!

登るのにちょっと苦労する岩場や、
やたらと泥濘になっている場所もよくあり、
全般的にちょっと歩き難い感じがする。

伸ばした三脚を、一時的に Mie 嬢に
ちょっと持ってもらうこともあった。

山頂が近づいてはきたけど、まだまだ。

途中立ち止まっての休憩も、今日は長め。
この辺でも、結構長い時間喋っていたねぇ。 ( 笑 )

テーマは化学物質と健康問題。

11 時前にようやく山頂に到着〜〜
2 時間 30 分のコースを 4 時間 20 分だ。
休憩とお喋りが多かったからね〜 ( 笑 )

今日は山開きイベントのせいで、
山頂では人がゴッタ返している。

山頂はとても居られないので、
ちょっと降った展望の良い場所に移動。
平坦な場所が空いていてラッキーだ♪

川上渓谷を挟んで、丸山方面の眺め。

こちらは、障子岳・古祖母山方面。

ここをずっと降った先でも、
休憩している人たちの姿が見えた。

こちらは、親父岳・黒岳方面。

天気は晴れだけど、
ちょっと遠くは霞んで見えない。

カップラーメンと御飯を作ったら、
結構お腹一杯になってしまい、
御飯は半分残す羽目に・・・

Mie 嬢の湯沸かしセットがデビュー♪
随分縦長なモデルだねぇ。

それにしても暑い!!!

隣のパーティの所には
ビールの空き缶が山のように・・・

展望が良いせいか、すぐ脇まで人が来て
写真を撮ったり説明したりで、ちょっと煩わしい。

だいぶ長いランチ休憩となり、
2 時間以上経っていた。 ( 笑 )

山頂も少しは空いてきたようで、
記念撮影を今頃・・・   13:25 。

周辺のちょっとしたスペースも含めると、
まあまあそれなりの広さはある。

しかし平坦で腰を落ち着け易いかというと、
あんまりそうでもない地面かなと・・・

山頂を後にして北西方面へ降り始めるが、
直下からいきなりの泥濘の悪路が・・・

ドロドロ過ぎて、とんでもない道だ。
何でだろう・・・ ここだけ雨でも降ったかな?

標識がいっぱい〜

小屋を見ておこうかと思っていたけど、
さっさと降ることに。

兎に角、泥濘や滑り易い箇所が多い!

まともに歩けないので、
なかなか疲れるねぇ・・・

9 合目。

ファミリーも登って来ていて、
随分小さなお子さんもいた。

泥濘が多いせいで、こういう平坦で
普通に歩ける道に出ると、とても安心できる。

山頂からちょっと降ると
相変わらず、展望は無いねぇ・・・

道が崩れている所も多く、
Mie 嬢も苦労していたね〜 ( ^_^; )

この後、滑って手を着いてしまい、
初めてカメラを汚してしまった。
壊れてはいないけど、ショック〜〜!!!

国見峠に出ると、広いヘリポートが〜♪
皆さん、当然のように休憩している。
穏やかで良いねぇ・・・

地図ではここまで 30 分になっているけど、
私たちは約 1 時間かかっていた。 ( >_< )

背景に祖母山が見えていたけど、
今日は山並みの景色を見るのが、
新鮮な気がする。

天気は良かったけど、あまり展望には
縁が無かった感じがするからねぇ。

15 時過ぎに、ヘリポートを出発。

ここでも 30 分以上休憩していたけど、
陽が長いから、平気なのだ。

ここからは、ようやく穏やかな道。

しばらく降って来ると、
大分・熊本・宮崎の三県境。

山頂からの降りは、半分以上が県境を歩く。

歩いていると、ふと左手に景色が見えたので、
登山道を外れて斜面の方に出てみた。

祖母山も見えるが、結構歩いて来たねぇ。

千間平付近はススキが多いらしい。

この辺からは平坦で歩き易い上に、
樹林帯の中なので、涼しい〜〜 ( ^o^ )丿

楽になったのは良いけど、
結構疲れが出始めたようで、
口数が少なめに・・・

2 人ともトイレに行きたかったので、
5 合目でまたまた休憩。

といっても、トイレなんて無い。
殆ど人の姿は無いので、適当に。

お昼を食べ過ぎたこともあるのか、
ちょっとお腹の調子が良くなくて、
胃がシクシクする感じがする。

う〜ん、何でだろう・・・ ( >_< )

3 合目 。

だいぶ降りて来たかな・・・

この辺はどんどん道が降っている。

杉林の穏やかな道。
だいぶ植生も変わってきた。

二人とも花粉症は無いので、特に問題無し〜〜♪

フラットで乾いた柔らかめの土の道は、やはり歩き易い。
岩稜帯をソールの柔らかい靴で長時間歩くと、足を痛める。

17 時前に駐車場に到着し、
下山完了、お疲れ様でした〜♪

結構長い時間、行動してたねぇ。
( 休憩が多かった気が  笑 )

登山口前の駐車場も、
もう空いていた。

登って来る車がいたら離合出来ないと
Mie 嬢が心配していたけど、この時間に
登って来る車はたぶんいない筈・・・

ちょっと降りて自分の車の所まで行くと、
自分の車だけになっていた。

昨夜とは大違いだ。

更にその下の駐車場で Mie 嬢の準備が済むと、 17 時半頃に 2 台で出発。
苦労したオフロードを下まで降る。   よくこんな道を夜中に来たもんだ。

8 号線から 212 号線へ入り、農免道路に出た所で、私は南へ Mie 嬢は北へと分かれた。
田舎道なので GW といってもかなり空いていて、とっても快適な走り〜〜♪♪

阿蘇の山並みが綺麗だったので、
撮影しようとフラッと寄り道したら、
高森湧水トンネル公園で
すぐ下に鯉幟がたくさん泳いでいた。

来る時に右か左が迷って考え込んだ
交差点からの阿蘇の山並み。

肉眼では山肌も見えたけど、
写真ではもうシルエット状態だねぇ。

俵山を過ぎると、
西側の夕陽がとても美しい。

霞みの中に太陽だけが浮かんでいて、
なんか不思議な光景だった。
それにしてもいつもデカく見えるのは何故だ?

帰宅したのは 19 時過ぎてからだったけど、まだまだ明るいね〜
ライト点けなくても走ろうと思えば、走れるぐらいだし。    さすが 5 月。

殆ど寝てなくて、更に登山道に泥濘が多くて苦労したせいか、
帰った後、結構体がダル〜くなってしまっていた。

Mie 嬢は荷物の出し入れにいつも手間がかかっていたので、
パッキングはもう少し練習した方が良いみたいだねぇ〜
でも、新しいザックや湯沸かしセットが活躍して良かったね。 (^O^)/

予想外に大変な感じがあったけど、結構楽しい内容だった。
日本百名山も一つクリア出来たしね〜〜 \(^o^)/

でも次回は、ちょっと楽な山歩きにしたいかな・・・

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