2003/06

八ヶ岳

権現岳

離職と共に梅雨に入ったこの6月。
すぐに仕事に就くことはなさそうだし、折角思う存分平日を使えるチャンスということで、
晴れたら出かけようという、なんとも羨ましい状況だ。( 梅雨というのが玉にキズだが・・・ )
ずっとグズついた天気が続いていたが、ようやく梅雨の中休みが訪れ、
週末は良い天気になるようだ。

良い天気の土日で行くか、火水木の平日にするか迷っていたが、準備が追いつかない為、
とりあえず土日で出かけるのは見送っていた。
ところが土曜の午前中にダンディー久保田先生から、
山に行きませんかという誘いをもらい、結局は南八ヶ岳へ出かけることになった。

当初は南八ヶ岳へ日帰りでどうですかという話だったが、
私には八ヶ岳を日帰りする能力は無い為、泊まりでもよければということで話がつき、
また1泊ならテント泊でもいいので、是非今回はテントでということで、
テントが使える所になった。  ( 失業中の私には金のかからない方がよいのだ )
私は最初、甲武信岳を希望したが、抵抗勢力の先生方の反対に遭い、
あっさりと玉虫色の結果として南八ヶ岳に収まったのだった。
( 抵抗勢力の先生方って、一人しかいないじゃないかあ−!  笑 )

夕方から出かけてその日は久保田先生宅に泊まることになった為、
わりと急いで用意をしてしまったことが、後でいろいろと不具合を生じることになってしまう。
出発が予定より遅れた上に、案の定こういう時に限って渋滞するものだ。
京葉道路に乗った途端、いきなり渋滞にはまってしまう。

船橋までノロノロ運転をした後、しばらく飛ばして走ると
錦糸町の先からお決まりの渋滞、第二段。
池袋線と別れた後、ちょっと走ったかと思うと、
新宿線分岐のトンネルからまたまた渋滞、第三段。
結局、まともに流れるような走りができたのは、この後高井戸を過ぎて、
中央道に入ってからだった。

全く〜、たいして車も走ってないような所に、高い税金使って高速道路造るぐらいなら、
首都高速を2階建てにしてほしいよなあ−と、つくづく思う。
道路は必要性の高い所を優先に造ろうよ、政治家諸君。
地元の人気取りの為じゃなくてさあ−!

ようやくスピードを出して走れるようになると、あっという間に
本来降りなくてはいけない、国立府中 I Cがやってきた。
しかし毎度毎度何故か、降りる I Cがここだったっけか? と迷ってしまう。 何故だ???
今まではそれでも、たぶんここだったような気がすると思って降りていたので良かったが、
今回は I C出口の標識を見ながらもそのまま通過してしまった。

久保田邸はこの先の八王子 I Cで降りても大差なく行けるのだけど、
ちょっと距離が増えてしまう。
まあたまにはこっちから行ってみるのもいいかと思って八王子 I Cで降りたのだが、
いきなり、ここはどこ? 私は誰? 状態になってしまった。

しかし運転の合間に地図を眺めると、
だいたい自分の走っている位置がすぐにつかめた為、まあ安心。
おおよその方向さえ間違わなければ、大抵目的地には着くものだ。
今回は山勘も冴えていたおかげで、無駄の無い最短ルートで久保田邸に到着した。
 

06/22 (日)  八王子 → 観音平 → 三ツ頭 → 権現岳 → 青年小屋( テント泊 )
06/23 (月)  青年小屋 → 巻き道 → 雲海 → 観音平 → 八王子 → 千葉

06月 22日 (日)     曇り

結局、山中でもないのに殆ど眠れずに起床時間を迎えてしまった。
日曜の早朝なのでさすがに道路は空いている。
八王子 I Cの手前で少し混んだ程度で、難なく中央道に入れた。
天気の方は、たまに陽も射すが事実上は曇りで、周囲の風景はガスの為にあまり見えない。

しかし八王子から走ると、大月なんてあっという間だねえ−   千葉から走っていると、
ここまで来るのにも一苦労だけど、これなら先生が仰るように八ヶ岳も日帰りできるかもね・・・
前方の車の数は少なく、走るには快適な状態が続く。

途中、双葉SAに寄った時に鯖の朝定食を食べるが、てんこ盛りのキャベツが水っぽい。
TVでは天気予報をやっていて、キャスタ−は登山歴30年以上のおじさんだった。
名前は忘れたが、以前に山の気象講座を受けに行った時に、講師を務めていらした方だ。
そういえば、土日の早朝は天気予報を担当していると聞いたような記憶がある。

小淵沢 I Cで中央道を降り、コンビニで食料等を買い込む。
一般道の方も車は非常に少ない。
八ヶ岳高原ラインは昔は有料だったが今ではもう無料になっており、
観音平への支線の道路に入ると、それこそすれ違う車は全然いない。
しかし駐車場に着くと、車がびっしりと並んでいた。
観音平はもう10年以上も前にドライブかなんかで来たような気がするが、
全然覚えてなかった。

用意を済ませて、いよいよ歩き出す。
編笠山の方は見えてはいるが、編笠山の方は見えてはいるが、
ガスがかかったり取れたりして、そういい天気というわけでもない。
一応陽射しはあるので、そう悪天になるような気配ではないようだ。
しばらくは等高線に平行に近い感じの歩きが続き、道も非常に歩きやすい。
この辺りの標高では6月下旬の今頃がちょうど深緑が綺麗だ。
三ツ頭への尾根と甲斐小泉駅への分岐点に到着し、
ちょっと休んだ後、これからいよいよ標高差1100m程の登りに入る。

地図の等高線が混んでいるだけあって、
それなりの傾斜が続く。

蓮華ツツジ  この頃はまだ陽射しがあった。

最近の不摂生な生活&睡眠不足、
8ヶ月ぶりのテント泊の荷物の重さなどが重なって、
早くも疲れ始めた。

荷物がかなり重く感じられ、相変わらずいつものように肩や首が痛くなってくる・・・・・
樹林の中なので直接陽射しを受けない分、涼しくて救われているが、
久しぶりにきついな〜と思う。

日曜なので、上から降りてくる人たちが結構いるのかなと思っていたが、
予想外に全然人と会わない。
週末とはいえ、やはり梅雨時は人が少ないようだねえ。
笹すべりまで来てようやく人とすれ違う。

まだ2000mにも達してないのに、かなりお疲れ状態になってしまった。
歩いていると汗が絶え間なく沸いてくるが、
立ち止まると非常に涼しい風が吹いていてとても気持ちが良い。
疲れて足の動きが遅いのも問題だったが、もう一つやっかいなことに、
ハエらしき虫どもがやたらと纏わり着いて離れないのだ。
いちいち叩きながら歩くのは、結構エネルギーの損失になってしまう。

ようやくヘリポートに到着すると展望が少し開けていたが、
下界の方は霞んでいてよく見えなかった。
日陰に入って休憩を取り、チョコレートをガバガバ食べる。
相変わらずハエがうるさいのだが、ハエがいなければ
横になって昼寝したらさぞかし気持ち良さそうだな〜と、しみじみ思う・・・・・

ここからさらに登って行くと、木戸口公園という所に
出るのだが、公園という名前からしてそれなりに広い
場所なのかなと思っていると、なんてことはない
ただの登山道の途中じゃないか・・・ どこが公園じゃ?

登りの途中で既に疲れている管理人

進むにつれて、右の方に天女山から登ってくるコースが近づいてくるのだが、
これがなかなか合流してくれない。
そのうち合流した後は、ちょっと進むと三ツ頭のピークに着く。

ここで昼食を摂ることにして大休止となった。
いや−良かった良かった大休止、かなりバテバテ状態だったので、大変嬉しい!

しばらく石の上にゴロ〜っと横になって、
ボケ〜っと状態・・・  あ−極楽ううう!
その後、先生にお湯を沸かしてもらい、
カップラーメンを食べる。

きゃーダンディー、渋〜い!  背景は赤岳

北の方を見ると、権現岳の右側には赤岳の姿が
見えたり見えなかったりを繰り返している。
しかし南側から見ると、赤岳って随分尖っているんだねえ−
マッターホルンみたいな感じがする。

休憩を終えていよいよ権現岳に向かって歩き出す。
久保田先生はすぐですよ、と簡単に仰るが、私には全然すぐ着くようには見えない・・・ 
結構急な勾配で登っていくように見えるんだけど、やっぱ疲れているせいか???
登っていると、そのうち東側に清里や美し森などの里の風景が見えたが、
ガスであまりくっきりでもない。     小さい祠が祭ってある桧峰神社を過ぎると、
程なく権現岳の山頂である岩の部分に到着した。

登山道にザックを置いて岩稜部分を登りだす。
本当の岩の頂上部分は狭くて、人が2人ぐらいしか居られない。
しかし北アルプスの烏帽子岳( 裏銀座コースの最初のところ )の山頂よりは、
ここの方がマシだねえ−

あそこなんて岩壁のような部分の途中に
山頂の看板が立っているし、
人が一人しか立てんぞ〜( 笑 )

2715m 権現岳山頂    狭い!

しかしそれでも無理やり三脚をセットして写真は撮った。 ( 背景が曇りで真っ白だけど・・・ )
登山道に戻って歩き出す準備をしていると、どんどんガスが流れてきて寒くなっていく。
歩き出すとすぐに赤岳方面との分岐があり、北側は赤岳や中岳は見えているが、
阿弥陀岳はガスの中だった。

分岐点のすぐ左下に権現小屋があり、
玄関の前に3人程の登山者( 従業員? )らしき人たちが寛いでいた。

小屋を過ぎてしばらく登り、ギボシを過ぎると
鎖場の多い岩場の降りになった。

ちょっとした岩場  たいしたことは無い。

この辺りから、いい加減に足の裏などが
ちょっと痛くなり始めていた。( といっても軽くだけど )

岩稜帯を過ぎて樹林帯に入る頃には、たまにポツっとし始めたので、
着くまでは降るなよ〜と祈ってしまう。
ゴロゴロの歩きにくい道を進んで行くと、
先の方に今日のテント場である青年小屋の姿が見えてきた。

今日最後の樹林帯の感じを撮っておこうとカメラのシャッターを押した途端、
なんとそのまま動かなくなってしまった。     え−、どういうことじゃあああ!?
もしかして壊れてしまったのだろうか・・・・・
不安にかられながら、しょうがなく歩いて行くと青年小屋に到着する。

とりあえず受け付けを済ませようということで、久保田先生が玄関を入っていった。
私も後から入っていくと、受け付けの対応をしていたのは若いお姉ちゃんだった。

受け付けとビールの買い込みをしてからテント場の方へ向かったが、
疲れて体中が痛くなっていた私は、何も考えたくないほどボーっとなっていたのだが、
全然元気な先生は予想通り、受け付けのお姉ちゃんは20代かなとか、
感じが良い娘だとか、そっちの話に花が咲いている。 ( ま−、いつもことである。 笑 )
( 疲れすぎて話についていけなくてすみません〜、でも感じの良いお姉ちゃんでしたね〜 )

テント場は今日は私たちだけのようだ。
小屋の客も、受け付けの時に靴を見たら4人ぐらいのようだ。
まだオフシーズンだから、休前日さえ外せば全然ガラガラなんだよねえ〜

テントの設営を済ませると、とりあえずビールとつまみで、落ち着きタイムにする。
しばらくアルコールとつまみで落ち着いていると、そのうちポツポツと小雨が
降り出してきたので、それぞれテントに潜り込んで、今日はもう寝ることになった。
しかし夏至なので外はまだまだ明るい。

テント内で食事を済ませると、明るいのでカメラの調子を確認してみようと
いじってみるが、駄目のようだ。
電池切れかなと思って予備電池に交換してみたが、
それでも動かないということは、本体が壊れたか又は予備電池が空っぽということだ。

予備の電池が空っぽというのは大失敗だなあ〜と思いつつ、
仕方がないのでヘッドランプの電池で試してみようかと思い、
ヘッドランプの電池を取り出してみると、なんと4本のうちの1本がドロドロになっていた。
( あれは所謂、液漏れってやつだろうか・・・ )
それでもとりあえず確認は出来るかと思って、
拭いてからカメラに入れてみるが、やはり動かない。
まあ今回は天気もあまり良くないし、明日も天気は良さそうでもないし、
最悪は<写るんです>があるからまあいいかと思い、電池をヘッドランプに戻す。

ところがなんと、ヘッドランプの方が今度は点かなくなってしまった・・・
おいおい冗談じゃない!   これから暗くなるのになんということじゃあああ〜
と思いながら、しばらく出し入れしていると、明かりが点いてくれたので助かった。

まあ最近は夜トイレに行くことも殆どないし、
今日の天候では、夜外にでて、星の写真を撮ることもなさそうだから、
ヘッドランプはたぶん使わないだろうからいいかな・・・
などとは思ってはいたが、もし小屋で電池を販売していたら
念のために買っておこうかなと思い、小屋に行って聞いてみたら、
あるけど販売はしていないということだった。

まあ点いてるから大丈夫だろうという旨を伝えてテント場に戻っていると、
そのうち小屋のあんちゃんがやって来て、ヘッドランプは貸せないけど電池なら貸せるから、
21時頃までなら起きているので小屋に来て下さいと、わざわざ言いに来てくれた。
丁寧に礼を言って、ここの小屋番さんたちはいい人たちだなあと思ったが、
考えてみると本当に電池が切れてしまって真っ暗になってしまったら、
小屋まで行くのも大変じゃないか・・・・・( 笑 )

ということで、今日はシュラフをセットして後は寝るだけとなった。
しかしここでも心のモヤモヤが残っていたのである。
今回家で準備していた時、シュラフのチャックがおかしくなっていたのだった。
実用上はたいして困りはしないのだが、
ファスナーの左右がずれてしまっていて、治らなかったのだ。
おかしいよな〜何でだろうと思いながら、
目一杯ファスナーを引いてみたら簡単に治ってしまった・・・

夜靴下を履いたまま、シュラフ&シュラフカバーで寝ていたら、
やはり暑くなってしまったので、初めてシュラフの足元だけを開放した。
でもカバー内だからあんまり変わらんだったねえ・・・

外ではそれなりの雨と風がテントをバチバチと叩いていた。

06月 23日 (月)     曇り

ふと目が覚めて時計を見るとまだ3時台で、外はまだ暗いようだ。
その後、4時半頃に一度テントの外を眺めてみると、風は強いが雨は降っていなかった。
空を見上げると、雲が広がってはいるものの、わりと薄めの感じで少し青い感じもある。
編笠山や権現岳方面の山の姿もはっきり見えている。
今日はまあまあの感じかなあ、と思いながら再びシュラフの潜り込んで、しばらくお休み・・・

そのうち久保田先生が起床されたが、朝食は不要ということなので、
私だけお湯を沸かして朝食を頂いた。   先生はテントの撤収作業開始である。
朝食を頂いていた分、遅くなってしまったので、急いでテントの
片付けをやろうとしたのだが、久しぶりだったせいかあまり上手くいかない・・・・・
挙句の果てには、パッキングがやっと済んだ時に、テントの中に眼鏡を
入れっぱなしだったことに気づくという大失敗をこいてしまった。
しかもテントは1気室の一番底だし〜    先生、待たせてすみません・・・( 汗 )

そうこうしながら、ようやく撤収作業が完了して出発となった。
先生は編笠山へ向かおうとされたが、私は体中が痛かったので、
巻き道から降りることにしてもらった。
目の前の編笠山はガスに包まれているし、カメラも壊れていることだし、
まあ行ってもしょうがないかということでそうしてもらった。
先生は、何度も行っているからいいよ、ということだったので救われた。

地図を軽く眺めていた限りでは、迂回する巻き道は傾斜的に結構楽なのかなあと
思っていたが、傾斜的には確かにたいしたことは無かったのだけど、
路面状態が岩ゴロゴロだったので歩きにくかった。

途中の押手川の分岐までは、ちょっと樹林帯の中だと、
苔むした感じがとても北八ヶ岳のようだった。
またガスに包まれていたので、幻想的な風景がなかなか綺麗だなあ〜と
思ったりもしていたのだが、なんせ一眼レフが使えないので惜しかった。
一応<写るんです>で撮ってはみたがどうだろう・・・

押手川の分岐辺りに来る頃には、
登山道はすっかり土の道に変わっていたので、楽になっていた。
途中、ちょっとパラパラしだした時もあったが、まあレインスーツを着るほどでもなかった。
今日は人に会う事もないのかなあなどと思っていたら、登ってくる人はやはりいるものだ。
といっても夫婦らしき二人連れで、まあオフシーズンの平日なんてこんなものだろうかね〜

そのうち雲海展望台に着いた。 といっても今日はガスの中なので何も景色は見えない。
ちょっと写真だけ撮ってもらってすぐに出発する。

途中で一度だけ10人以上の中高年集団に遭遇したが、これから天気が下り坂とはいえ、
月曜日から皆さんでいっしょに登山なんて羨ましいね〜。
私たちの世代だと、前々から計画していてやっと1日程度平日に休みを合わせて、
みんなで来れるという人が多いのだろうけど、あの人たちはどうみても努力して
仕事の都合を合わせて休み取ってという感じには見えないんだけどねえ・・・

ああいう老後なら楽しいだろうねえ、年金もたくさんもらえて。
私たちが60歳ぐらいの頃にはきっと年金なんて今の半分???
いや、もらえんかもしれないのに・・・
問題だといってるわりには政府や行政のやることの遅さは相変わらずだし、
魂を入れ替えて明日から方針を決めてサクッとやったとし、
日本中のカップルが今晩にも子作りをしたとしても、生まれてくる子供たちが、
老人を財政的に支える就労世代になるのは、20年以上も先の話だしね−

その20年の間にも増え続ける年寄りを一体誰が支えるのだろう・・・???
現在、偉そうに国の舵取りをしている奴はもうすぐいなくなりそうなジジイ連中が多いから、
あまり真剣に考えない( 考えられない? )のかもね。
だって10年、15年後に年金財政が破綻したって、自分たちには関係ないからねえ。
ああいう世界の年寄りたちは、どうしていつまでも権力にしがみつくのだろう?
私にはとても不思議だ。     さっきの中高年みたいにみんなで登山でもして、
遊んでいる方がよっぽど楽しいのではと思うけど・・・

頼むから、後世の人たちのことよりも自分たちの利権や建前のことしか
考えられん年寄り連中はさっさと引退してくれ−!!
( 全ての年寄りとは言ってないので誤解の無いように )

随分と話が横道にそれてしまったが、などなどというようなことを感じながら、
歩いているうちにすっかり周囲は深緑いっぱいの綺麗な風景に変わっていた。
地図のコースタイム的にも、観音平の駐車場はもうそろそろだろうと思いながら、
歩いて行くと分岐点があり、右側の林の奥の方には建物が見えている。
たぶんグリーンロッジだろう。    予想通り、しばらく歩くとすぐに駐車場に出た。

来た時は日曜の朝だったので満車に近かったが、今はマイカー2台と小型バス1台だけだ。
バスの運転手は寝ているようで、どうやらさっきの中高年グループのバスのようだ。
バスを待たせているのだから、きっと編笠山の日帰りかなにかだろう。

帰りの準備をして出発したが、月曜の午前中なので相変わらず、すれ違う車も無い。
10分余りで温泉施設に着いたが、10時開店だったので、
しばらく待ってから一番風呂に入った。
中に入ってから思い出したが、前に来たことがある所だ。
( スパティオ小淵沢の延命の湯 )

前に来た時は、露天風呂はただの浴槽だけって感じだったけど、
その奥に新しく露天風呂らしい雰囲気の風呂が増設されていた。
広〜い座敷の宴会場も数える程度の人しかいなくて、さすが平日!!
土日だと風呂も座敷もいっぱいだもんねえ〜
こういうのを楽しむだけでも平日の良さを実感してしまう。

帰りは久保田先生を自宅まで送った後、八王子 I Cへ向かってみたが、
途中適当に走っていたわりにはドンピシャリの場所に出て、
我ながら方向感覚はしっかりしているなあと、ちょっと感心してしまった。

首都高速に入ると、またまた渋滞表示となっていて、相変わらずやな〜と思っていると、
外国の要人来日の為規制中、と表示されていたのだが、外国の要人って誰???
外国の要人に来るなとは言わないけど、庶民の生活を規制するなよ。
政府専用のヘリでも用意して、永田町でも霞ヶ関でも連れて行ったらいいだろうに、
と思ってしまった。

二日ほどしたら、太股の筋肉痛はすぐ引いたが、首周りがどうも調子が良くない・・・
早く治ってちょうだい。

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