2008/05

奥多摩

鷹ノ巣山・六ツ石山

山のコミュニティを眺めていたら、平日に山へ行くイベントを見つけて、
何となく合いそうな雰囲気だったので、一年振りに新しいコミュニティに参加してみることに。

GWの東京は曇りがちだったけど、明ける頃は良い天気になりそうで、
人も少なくなって良い山歩きが期待できそう〜
山歩きは間が一ヶ月も空いているけど、体の方は大丈夫かな・・・

05/07 (水)  JR奥多摩駅 → 中日原 → 鷹ノ巣山 → 六ツ石山 → JR奥多摩駅

05月 07日 (水)     快晴

今は朝が遅い生活なので、奥多摩駅に8時過ぎなんて果たして起きられるのだろうかと、
それだけがとても不安だったが、無事予定通りに出かけることができた。

朝6時台前半の電車なのに、新宿方面行きのホームにはもう通勤客が列を作っている。

翔さんとは今日初めて会う予定だけど、
立川駅でお互いに同じ電車に乗っていることが確認できて一先ず安心。

電車は田舎へ向かう方向なので、空いている。
青梅付近からは、もうずっと座席がたくさん空いているガラガラ状態だった。

JR奥多摩駅に 8:02 に到着した後、翔さんといっしょにバスに乗り込む。
それにしても GW が空けているのに、なんでこんなに混んでるんだ・・・?

土日はバスが東日原止まりだが、
平日は鍾乳洞までバスが入るので、楽できる。

ここには水飲み場はあるけど、
トイレはないみたいだねぇ。

バス停のすぐ先に鷹ノ巣山への入口があり、
そこから稲村岩がよく見える。

この尖がりはよく目立つねぇ。

鷹ノ巣山までは 1100 m ぐらい登るのに、
最初はちょっと降りだ。
( 勿体無いじゃないか〜 )

杉林の中を進む。

降り切った所に、
日原川を渡る橋がある。

沢と緑がたくさんあると、
清々しくて良いねえ〜

橋を渡ると、
すぐ先からいよいよ登りが始まる。

ここからしばらくは、
九十九折りの急な登りが続く。

しばらくして後ろを振り返ると、
さっきの川がもうあんな下になっている。

その先には、沢に沿って歩く所があり、
水がとても綺麗だ。

手は浸けなかったけど、
なんか冷たそう〜〜

小さな谷間に沿って歩く。

途中でちょっとだけ道を間違えて、後ろの登山者に
声をかけて頂いたが、どちらからでも行ける状態だった。
正当な道にはちゃんとテープが巻いてあったけど、
ちゃんと見てなかったねぇ・・・

下を向いて歩いていたら、突然足元で蛇が動いたので
びっくりして声を出したら、熊か!? とミニ騒ぎになった。

なんだ、蛇か〜  という話で終わったけど、
いきなり足元に蛇がいたら、驚かないかぁ?

しばらく沢沿いの道が続いたけど、
水量が少ないねぇ。

朝の陽光を浴びているから、
周囲の緑は綺麗なんだけど。

新緑が深まってくると、
やはり透過光は美しい。

もう少し大きく撮れると良かったけど、
透過光の部分がちょっと遠かった。

沢から離れて、急勾配の斜面が続く。

こんな登りがずっと続くのだろうか・・・?
( え〜〜〜〜〜、 嫌だ−   泣 )

ようやく最初の休憩ポイントである
稲村岩に到着する。

他の登山者も皆この辺で休んでいた。

この岩の先 5分ぐらいの所が
最初に見た尖がり岩の天辺だそうだ。

ここまでコンパクトデジカメだけを手に持って
歩いて来たけど、やっぱり手振れが気になるので、
ここで三脚を取り出して、担いで歩くことに。

装着するカメラがコンパクトなので、重くなくて
助かるけど、見た目はとてもアンバランスだ。
( 重量バランスはとっても抜群よ〜  笑 )

遠くの景色を撮る時に
ズームレンズを望遠側に伸ばすと、
絞りが閉じてくる為、シャッター速度が遅くなり、
撮影には不利になるが、
三脚を併用しているので、全く問題無し。 ( 喜 )

登って来るにつれて、
周囲の新緑の色が
薄くなってくるのが分かる。

後ろを振り返ると、木々が疎らになっている。

それでも林の中なので、
陽射しが厳しいことはないから
そんなに暑くなくて良い。

途中、ピンクの花も
所々で咲いていた。

九十九折りの登りは、
もうあまり無くなってきて、
やや緩めの斜面が増えてくるので、
助かる〜〜

小腹が減ったので、
途中で休憩してミニランチタイム。

その後は、周囲の植生が変わってきた。
あまり美しい雰囲気ではないねぇ・・・

ヒルメシクイノサワに到着。
鷹ノ巣山まで、あと 30 分と書いてある。

道標ボロいねぇ。

最後にちょっと面倒な登り。

頭の上に遮るものがあまり無いので、
ちょっと暑いぞぉ。

どうやら先の開けた所が山頂らしい。
人の声も聞こえるし。

いよいよ、山頂かぁ〜〜〜 !?
期待に胸が膨らむ!!
( バスト 88 cm ぐらいか・・・ )

お〜〜〜、 山頂到着だぁ〜〜〜♪
やっと着いた−!

時間は 12:15 頃で、おおよそ予定通り。

結構広いし、見晴らしも良いねえ〜
人も少ないし。

道標は古いけど、
ヒルメシクイノサワの道標よりはマシ。

南東方向。

遠くには、
御前山や大岳山が見える。

南側。

向こうに見えるのは、三頭山かな・・・

南西方向。

遠くは、雁ヶ腹摺山だろうかね?

左側に富士山が見えていたけど、
霞んでいて、よ〜く見ないと気付かない。

南側の斜面。

草原だったら、
寝っ転がると気持ち良さそう〜

この後、こちらへ降りて行く予定だが、
手前の山が水根山。

昔、水根山のすぐ下まで登って来て、
横を巻いて石尾根を降ったことがあった。

左手前の斜面の向こう側に
奥多摩湖があるようだ。

浅間尾根 や 赤指尾根。

遠くは霞んでいて、
よく写らないね〜

西側の七ッ石山方面。

こちらも、七ッ石山から先は
歩いたことがある。

東京都の最高峰である雲取山は、
木々の影になっていて、
ちょっと見難い。

鷹ノ巣山 山頂  1737 m

わりと広いので、
土日などで人が多い状態でも
結構休むのに困らない感じ。

出発前に、山頂で再び記念撮影。

山頂で 1時間半近くのんびり過ごし、
13:40 頃に山頂を後にする。

当初は、榧ノ木尾根を降る予定だったが、
石尾根を降って奥多摩駅まで歩くことに変更。

柔らかめの土の道だ。

振り返ると、結構山頂が遠ざかっている。

降りだと、進むのが早い。

勾配の無い道は、
歩くのが楽で良い。 ( 笑 )

こういう所なら、休むのにも良いねぇ〜

気持ち良さそう〜〜〜

幅の広い空間は、圧迫感が無くて良い。

この空き具合が、更に拍車をかけている。

後方は、鷹巣山。

さっきよりも、かなり降りて来た。

水根山は、もうちょっと〜〜

緩やかな降りが多い。

地図だと、水根山の山頂を通過したことになるが、
どこが山頂だか、全然分からなかった。

ピークらしき所も無かったし、
特に山頂の道標も見ていないし・・・

穏やかな道ばかりではなく、
勾配の厳しい所も出てくる。

狭い道は、やっぱりちょっとウザいねぇ。

もう一本の南側の石尾根ルートと合流。

以前来た時は、左側に見える
南側の道を歩いて来て、ここに合流した。

しばらくは、
穏やかで平坦な道が続く。

この先、六ツ石山の手前で一度降り、
そこから緩やかに登り返すことに。

以前に来た時は4月の頭だったので、
この辺の登り返し付近では
雪が融けきれてなく、
雪と泥でとても歩き難かったけど、
さすがに5月になると、全然問題ないね〜

六ツ石山を巻いて分岐に出たので、
すぐ上にある、六ツ石山の山頂へ行ってみることに。

すぐとはいっても、久しぶりの登りはちょっと疲れるねぇ〜

六ツ石山 山頂  1479 m

山頂には予想通り、誰もおらず・・・
そりゃそうだ、もう 15 時前だしね。

ここの山頂も、結構広い。

こちらでも記念撮影。

山頂の道標を正面から撮ろうとすると、
見事に逆光になってしまうので、
ちょっとずらして、北向きに撮ることに。

六ツ石山分岐点に戻る。

さて、ここから再び
石尾根をどんどん降ろう。

たまに、落ち葉の道も出てくる。

ミニ九十九折りの降り道。

この時間なので、
どうやら他の人に会うことは
なさそうだねえ〜

広くて勾配の緩〜い降り坂は、
とっても楽で楽しい。

しばらく降って来ると、
少しだけど
だんだん緑が濃くなってくる。

ブナ林が美しい。

もう少し緑が深いと、
もっと綺麗な気がするが・・・

正面には、御前山。

三ノ木戸との分岐点。

いつもここでは真っ直ぐ進む。

以前の地図では右側の三ノ木戸へ
降りて行く道も実線だったけど、
最近の地図では点線になっている。

しばらく進んで、後ろを振り返る。

植生が綺麗に分かれていて、
南側は杉林であまり美しくないけど、
北側は新緑がとても綺麗だ。

しばらく、杉林の中を歩く。

杉林を抜けると、
周囲が再び新緑の美しい木々に
囲まれるようになった。

予定では、 17 時 〜 17 時半頃には
奥多摩駅に着けそうだけど、
どうだろうかねぇ〜

ここからは急に暗い杉林だ。

周囲は結構な明るさなのに、
この先だけは、何故か異様に暗い。
( ちょっと不気味な感じ・・・ )

暗い林を抜けると、
今度は凄い落ち葉の道だ。

土がとても柔らかくて、
人工的に作ってあるような感じだった。

夕方でも陽が当たっていると、
やはり緑が眩しい。

珍しく、木道に遭遇。

ここに来て、
降りになって初めて
後ろから人が来た。

左下にようやく町が見えて来たけど、
なんか随分と下の方にあるじゃないか。

奥多摩駅までは、まだ結構ありそうだなぁ〜
いい加減、足が痛くなっているんだけど・・・

ようやく山道が終了し、道路に出た〜
以前来た時とは、別の降り口になっているようだ。

それにしても膝におかしな痛みがあって、
普通に道路を歩くのも、結構辛い。

おかげで、道路歩きが死ぬほど長く感じた。

17:15 に、JR奥多摩駅に到着。

時刻表を見ると、17:21 に電車が出る。
タイミング良いねえ〜〜♪
( 顔洗う時間ぐらいは、余裕が欲しかったけど )

青梅まで行って、立川行きに乗り換え。
さすがに立川までの間は、二人して寝てしまった。

翔さんとは立川駅でお別れして、そこから先は、中央線+バスで帰宅。
普段は立川から先は、南武線と京王線を使って帰るんだけど、
足の痛みが激しかったので、できるだけ歩かずに済むルートを選択。
立川から先の中央線は平日のデメリットが出てしまい、結構な通勤混雑じゃないか〜

さすがにこの日は、 23 時台に寝てしまった。

inserted by FC2 system