2010/02

阿蘇

俵山

田舎に転居して来てからはまだ山歩きには出かけてなかったが、
とりあえず阿蘇エリアへは行こうと思っていたけど、
まだ 2 月で寒いし景観も緑になっていない為、もうちょっと先かなと思っていた。

週末はとても良いお天気だったけど、今日は下り坂になる予想だったわりには、
朝から素晴らしく良いお天気で、どうやら今日は晴れが持続するらしい。

うちは住まいが熊本市の東部なので、阿蘇方面へはわりと楽に行ける。
俵山の麓までは、車で 30 分程度で行けると聞いていたから、
その程度の近さなら、歩く時間も短いし晴天でもあるし、
行ってみようかと、遅い朝食時に思いついて出かけることに。

2010 年 02 月 22 日  ( 月曜日 )
県道 28 号線 俵山展望所 → 俵山 → 俵山展望所

02月 22日 (月)     晴れ 後ち 曇り

今朝の思いつきでのお出かけなのでバタバタと用意する。

出かける時に俵山へ行くと言ったら、叔母が私も行くと言っていたが、
玄関に私の登山荷物があるのを見て、「 登るのか!? 」 と驚いていた。

どうやら叔母は麓までドライブにでも行くつもりで、自分も行くと言ったらしいのだが、
3000 m クラスの登山を趣味にしている自分にとって、1000 m クラスの近場の短時間の山へ
行くと言う場合は、当然観光レベルではなく、山歩きで登頂することを言うに決まっているぞぉ〜

これも立派なコミュニケーショントラブルか・・・
お互いが自分の基準に基づいて、当然と思い込んだ上で確認せずに話しているんだから。

近所で飲食物や給油などを済ませて、第二空港線を東へ向かう。
平日だからというより地方だからという感じかなと思うけど、空いている。
熊本空港の傍を通過して西原村へ。

そのまま山の方へ入っていくと、ライダーが好きそうなグネグネした空いている峠の道路だ。
山々の方は上空に結構雲が出ているから、歩いている時は曇りになりそうだなぁ・・・

南阿蘇村に入って俵山展望所に到着すると、既に車が何台か駐車しており、
ちょうどこれからスタートしようとしている人たちもいた。

準備した後、ちょっと上へ歩くと展望所に出る。

ちょっと霞気味なのでイマイチな感じだけど、
阿蘇の中心部の山々や、外輪山も結構見えるね〜

10:40 過ぎに、ここから登り始める。

前の方を 3 人組のうちの一人のおばちゃんが歩いていたが、すぐに追いついてしまう。
しばらく話しながら歩いたけど、本当は少し南にある冠ヶ岳へ来る予定が狂ってしまって
今日は俵山になったそうだ。  追い付いて 3 人一緒になったところで先に行かせて貰った。

展望所からしばらくは勾配があり、
登山道が泥濘気味だった為、 滑り易くて歩き難かったが、
勾配のきついところを終えると、
平坦な歩き易いススキの草原に出る。

今頃の時期でも、ススキの景色とはねぇ・・・

穏やかなススキの道を進むと、しばらく先で今度は降りになり、
ちょっとした樹林帯の中へと入って行く。

少し先で丸太の階段が見えてきた。
しかし泥濘んでいて、階段といってもかなり歩き難い。

階段の脇はだいぶ踏まれたようで、
踏み跡も結構あるが、とりあえず階段を登ってみる。
手入れがしてないのか、土が流れてしまったのか、
あまり階段としては機能していないような気が・・・

階段の所を登り切ると、少し先で展望が開け、
右前方にちょっと大きめの山が見えてきた。

たぶんあれが俵山ではないのかな・・・

パッと見た感じで思いつくのは、
なんか、大菩薩峠の山並みみたい〜

ちょっと遠めに見えたけど、
すぐ下の樹林帯を少し超えたら、
すぐ眼の前にもう山だ。

ちょっと長めの直線の登りが見えて、
そこをどんどん登って行く。

登り坂を登り終えて上へ着くが
まだ山頂ではなかった。
もうちょっとあるみたいだねぇ〜

少し歩くと、ちょっと広めの山頂に到着〜♪

上空には雲が広がっていて、
晴れたり曇ったりを繰り返している。

とりあえず荷物をその辺に置いた後、
山頂の中心付近に人がいないので、
祠を写真に撮ってみる。

時折り、ちょっと強い風も吹いてくる。

しばらくして祠の反対側へ行ってみたら、
こっちの方が見栄えとしては
メインのような感じだねぇ〜

ここは遮るものが何もないから、
陽射しが強い日はきっと暑そう・・・

今日はかなり霞んでいて見え難いけど、
西側には金峰山が見える。

雲仙の普賢岳なども見えるのかな・・・?

山の名前は分からないけど、
南の方は山々が広がっている。

甲佐とか山都町などの山々かな・・・

東の方には阿蘇の中心部の山が見える。
中心部の山だけ見るとそれなりだけど、
実は外輪山を含めて阿蘇なので、本当はかなりデカい!

雲が無ければ結構良い眺めかもぉ〜♪

こちらは北側の眺め。   う〜ん、町が近い!

しばらく昼寝していたが、風も結構出てきたし、
45 分ぐらいいたので、そろそろ降り始めることに。

最初のおばちゃんたち、まだ来ないけど大丈夫かな?

山頂を後にしたら、すぐにおばちゃんたちと会った。
随分ゆっくりしたペースだったみたいだけど、道間違いなどでなくて良かった。 ( 笑 )

降り始めると、あれ、なんか光景が違うような・・・
それに阿蘇山を背にするような方向だし・・・ ?

何かおかしいと思って、登り返したら、
登って来た道は右側へと続いていた。 ( 危な〜い! )

慣れない人だとそのまま間違えて行きそうだが、
山歩きに慣れていると、何かおかしいような・・・ って
感じがするから、やっぱり経験値って必要だねぇ。

路面が泥濘んでいる為、降りはちょっと面倒だ。


やっぱり雰囲気的には、大菩薩峠だぁ・・・ ( 笑 )

途中の丸太階段、降りの時はとても歩き難かった。
しばらく一緒になった年配の方々は、何度か滑っていた。
横の方には、踏み跡が付いて道になっている。 (^_^;)

展望所のすぐ手前の所も、泥濘で歩き難い。

降りに一緒だった方たちと、予想外にアルプスの話が出来た。
こちらではあまりアルプスなどの話は出来ないだろうと
思っていたから、ちょっと楽しい〜♪♪

展望所に降りて来たら、ちょうど降りは 1 時間だった。
人がいなかったので、山の案内板をちゃんと撮ってみた。

が、しかし・・・・・
案内板は綺麗に撮れたけど、
阿蘇の山並みが隠れてしまったぁ〜 <`ヘ´>

この場所、阿蘇の山並みを綺麗に撮ろうとすると、
時間帯としては、朝より夕方って感じか?
山並みが東に見えるからねぇ。

朝の方が光は綺麗だけど、どうなんだろ・・・

展望所のすぐ西側下の所が駐車場。

近くて良いけど、混雑する時期だと
すぐに満車になってしまうのではないの・・・?

トイレはあったけど、水は出なかった。
冬場は凍るって書いてあったから、
夏場はちゃんと出るのかな?

まあ車でちょっと移動すれば、水が使える所に
行けるから、あまり問題はないかと・・・

ここは風車がたくさん並んでいて、
駐車場からもいくつか見えている。

緑が美しい季節に来ると、また違った感じだろうね〜
兎に角、人も車も空いているのは良い♪♪

帰りも近くて楽だったね〜、 家を出てから戻るまで、たったの 4 時間半ぐらいだったし。
山歩きをしたのは久しぶりだったので、往復で 2 時間 10 分だったけど、
翌日ちょっとだけ太股が硬めな感じだった。

俵山はいろいろルートがあるそうなので、次回は別の所から登っても良さそうだ。

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