2007/05

丹沢

畦ヶ丸

ここのところ、ずっと山から遠のいた生活だったので
( たまにハイキングはあるけど ) 久しぶりにまともな山歩きに行く機会ができた。

自分だけではどうしてもついつい出かけずに終わるので、
新しい山歩きの人たちの中に入ってみるのも久しぶりに良いかなと思い、
申し込んでみたら、すんなり入れてもらえたので、
出かけようかなと思っていたのだけど、土曜日はずっと雨の予報・・・

ところが直前になって、急に天気の回復が早くなり、良い天気になるらしく、
前夜の予報ではすっかり土曜日は晴天ということになったので、
参加させていただくことになった。
山歩きで新しい人たちの中に出て行くのは、実に9年振り〜

05/26 (土)  小田急線新松田駅 → 大滝橋 → 畦ヶ丸 → 西丹沢自然教室

05月 26日 (土)     晴れ

朝5時台に起きるなんて、どれくらいぶりだろう・・・
駅まで歩いていると、爽やかではあるが、とっても眠いぞぉ〜〜〜

駅まで歩いている時に時計を見ると、どうも予定の電車に間に合わないような・・・
重たい登山靴で走ると、なかなか疲れるよ。
なのに、駅に着いてみると随分と時間があるじゃないか〜〜
腕時計が3分ほど進んでいた・・・    ( 騙された〜〜!! )

今日は初めての路線で小田急線まで行ってみる。
京王相模原線と小田急多摩線だ。
昨年まで住んでいた千葉から来るのに比べれば、やっぱり全然早いねえ〜
けど、小田急小田原線の乗車時間はやっぱり長いよ・・・

新松田に着いたは良いが、初めて会う人たちなので最初は分からない。
幹事さんの携帯にかけたら、なんと留守電・・・・・   ( おーい、それじゃ困るだろ )
でもその後すぐに連絡が取れて、無事に合流完了。  ( 良かった〜 )

増発便と定刻便に分かれて、いざ西丹沢へ〜

西丹沢自然教室からスタートの予定が急遽変更となったらしく、手前の大滝橋で下車。

今日は全部で9人、 うち初めての参加者は、私と女性が1名。
簡単に幹事のまろさんから紹介があった後、私のザックがでかかったので、
近くのお姉さんが、アレコレ詮索してきたけど、幹事のまろさんに注意されていた。
こちらのお姉様は、誰にでもすぐ食い付くらしい。 ( 笑 )

とりあえず歩き出すことになり、スタート。
畦ヶ丸は9年前の5月にも来たけど、今日とは逆のルートだった。

いっしょに初めて参加した女性は、山歩きは殆どやったことがないらしく、自分とは対照的。
でも山歩きは精神的にも肉体的にも、とても健康的なので、是非続けてほしいねえ〜

話しながら歩いていると、途中でプチダムのところで崩壊箇所に出合い、
どうやら進むべき道が無いらしい。     合議の結果、戻ることに・・・

途中、狩りが行われているらしく、ちょくちょく猟銃の音が・・・

どこまで戻るのかなと思っていたら、あったあった、本来の登山道入り口が。
道路の脇に車が複数台停めてあったせいで、登山道が見えず、
そのまま道路を歩いて来てしまっていたのだ。
( こんなところに車置いてんじゃね−ぞ〜、 迷惑だろ−が!! )

これから登山が始まるらしいけど、時計を見ると既に11時・・・・・
しかも山の方は、な〜んかどんよりとした空模様だし・・・  ほんとに行くのだろうか?

で、そのまま畦ヶ丸へ向かって突入して行く皆様。
まあ17時 ( 最終バス ) までに下山できることを祈るしかないなぁ・・・

というわけで、ここから山道に入って、
まともな登山となり、緑も美しくなった為、
ディジカメの登場〜〜〜

今日は一眼レフも三脚も無いので、
とっても楽なお荷物〜〜♪
でもなぜかザックはテント泊用・・・ ( 笑 )

それにしても、新緑が美しいねえ〜〜!

おまけにちょっと曇り気味だから
適度に涼しいしぃ〜〜

しばらく歩いてみたところ、
随分ゆっくりしたペースだったので、
ちょっと心配になり、まろさんに質問、

「 17時、大丈夫ですかねぇ・・・? 」
「( あっさり )  大丈夫ですよぉ〜 」
「 ・・・・・ ( ほんと? ) 」

途中、陽射しのあるところもあるが、
基本的には新緑の中の木陰を歩く。

傾斜もそんなに急じゃないし、
なかなかハイキングには
ちょうど良さそうだ。

沢を越えて橋を渡ると、
非難小屋に到着〜〜

とりあえず休憩。

腹が減っていたので、
ちょっとおにぎりを食べてみる。

沢に沿って、右岸を歩く。

緑と沢はこの時期、
爽やかで気持ち良いねぇ〜

でも、もう少し水量があると、
もっと気持ち良さそう。

けど、畦ヶ丸のコース って
こんな感じだったっけかな・・・

さすがに9年も前で
印象が薄いと、
あまり覚えていない。

食い付きお姉さんは
携帯で写真を撮っていたが
携帯でも綺麗に撮れるのかな?

今時の携帯は、きっとそこそこ
綺麗に撮れるんだろうねぇ・・・

でも、ブレないのかなぁ?

沢を離れて山道らしい道を歩く。

陽射しも出てきて
山歩き〜 って、雰囲気。

上の方を見上げると、
頭上も一面緑でいっぱい〜〜

隙間から降り注ぐ陽射しも
眩しいけれど、心地良いよ。

木の幹を入れた方が
森林〜 って感じがするかな?

曇りの時と晴れている時では、
同じ緑でも全然雰囲気が違う。

小雨に濡れた緑も美しいし、
霧に包まれた緑も
幻想的で綺麗だけどねぇ〜

頭上がちょっと開けて
青空が顔を覗かせる。

青空がちょっと薄いけど、
秋のように濃い空だと
緑がもっと映えて綺麗かな・・・

高い山と違って、
稜線が近くなっても
まだまだ鬱蒼とした樹林の中だ。

途中の坂道では
ちょっと虫がウザかったりする。

紅葉が緑だねえ〜〜

こういうところは、
秋に来ると、一面紅葉なのか・・・

これらが全部赤になったら
結構凄いと思うけど・・・

トウゴクミツバツツジ。

あまり見かけなかったけど、
たま〜に、まとまって咲いていた。

シロヤシロツツジも
あまり見なかった気がする・・・

非難小屋の横にテーブルがあり、
休憩場所になっているけど、
山頂まであと 100m じゃないか。

しかし、こんな所に
非難小屋なんてあったっけ?

全然記憶がないのぅ・・・

中に人がいたらしい。
悪天の時や夜は助かるね〜

山頂に到着〜〜〜♪♪
お疲れさまでしたぁ〜〜

畦ヶ丸 山頂 ( 1293m )

しかし、こんなに広かったかなぁ?
もっと狭かったような気が・・・

ケルンの上の 記念碑? は
覚えがあるけど、もっと狭い
山道のような所の脇にあって、
どこが山頂だよ? って思った
記憶があるんだけどなぁ・・・

変わったのかな?

普通ならここでお昼〜 って感じだけど、
既にお昼は非難小屋から
15分ほど下の方で、済ませているので、
ここではプチ休憩と記念撮影のみ。

緑の季節だからか、
山頂なのに、展望殆ど無し。 ( 笑 )

これからは降り。

稜線付近でも
しっかり樹林帯の中。

ちょっと急な階段の登場〜〜

でもちゃんと整備してあるので、
問題は無し・・・・・

だが、お姉様が降りの途中で
ストックを放り投げていたぞぉ〜

樹林が切れて
午後の柔らかい陽射しが
降り注ぐ。

勾配が無い所は
やっぱり楽だねぇ〜

谷間へ向かって GO〜!

ちょっと急だったねえ。

下のほうの沢では
水が適度に冷たくて気持ち良い。

だいぶ降りて来ると、
再び沢に沿って
緑のトンネルの中を歩く。

やっぱり沢と緑は気持ち良いよ。

沢に架かる橋を何箇所か渡るが、
中には、ボロくて大丈夫かぁ・・・?
というような橋もあった。

この辺まで降りて来ると、
もう勾配が緩いので、
全然歩くのが楽チン〜♪

途中から自分のペースで
歩いて良いことになったので、
いつものペースで歩いてみる。

どうやら今日は
いつもの半分ぐらいの速度で
歩いていたらしい・・・

歩行速度は、
遅ければ楽というものではなく、
自分の歩きに合った速度が
一番疲れないのだ。

ちょっと後ろの人たちと離れてしまったので、
滝っぽい所の下の方で、休憩して待つ。
結構涼しいじゃないか、ココ。

先はまだ長いのかなと思っていたら、
意外とすぐに、西丹沢出合いに到着〜
17時より早く着いて良かった〜

バスはどうやら臨時便が出るらしい。

待ちきれない殿方たちの手には
とうとう缶ビールの姿が・・・ ( 笑 )

バスは17時頃に出発。
途中、なんと膝の裏が攣りそうに・・・
( なんでだぁ〜??? )

バスの中は、意外と面白かった。

殆ど山歩きの経験が無いに近いお姉さんを、まろさんがやたらと
涸沢の宴会だの、非難小屋泊まり山行だのに、誘惑? していた。 ( 笑 )

しかし、涸沢で宴会ねぇ・・・・・
確かに涸沢ヒュッテのおでんは美味いと思う。
人が多くて回転が早い時は駄目だけど。

で、なぜかバスの中で、もう泡盛が登場しているし〜〜
( このバス貸切じゃなく、一般の路線バスだけど・・・ )

お姉さんも最初は飲めない ( いらない? ) って言ってたわりには、
いつの間にか普通に飲んでるし。 ( 笑 )

帰りは本厚木で、 宴会 in 居酒屋。
皆さん、よく食べるし、よく飲むねえ〜〜
でも楽しい人も多いし、まともな宴会らしい宴会で、久しぶりに楽めて良かった。

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