2013/04

熊本

八方ヶ岳

最近の運動不足は半端じゃなく、何だか膝にガタがきているような・・・
寒い季節は通り過ぎたし、出かけるのは低山ばかりで雪の心配も無いし、
そろそろ新緑も見られるだろうということで、
以前からちょっと興味のあった、県北部の八方ヶ岳に出かけることに。

展望歩きは望めないコースだけど、樹林帯の中をずっと歩くようなので、
今頃の時期なら、もう森林浴にも良いんじゃないかと思う。

2013年 04月 26日
( 金曜日 )
熊本
菊池
矢谷渓谷キャンプ場
江良橋駐車場

−−−−−−−− 登山開始 −−−−−−−−

江良橋駐車場
八方ヶ岳登山口
穴川越
班蛇口分岐
山ノ神分岐
八方ヶ岳
山ノ神分岐
山ノ神ルート
林道
八方ヶ岳登山口
江良橋駐車場

−−−−−−−− 下山完了 −−−−−−−−

江良橋駐車場
矢谷渓谷キャンプ場
菊池
熊本


04月 26日 (金)     晴れ

行先は八方ヶ岳に絞っていたものの、朝遅い時間に目覚めたらどうしようかと前夜まで
ちょっと心配していた。   しかし、目覚ましをセットしてなかったのに、目覚めたらまだ 6 時前。
天候はここ数日晴れが続くので問題無いし、これは行けということだな〜 と思って支度する。

最近はすっかり準備も手抜きが多くなり、適当なものしか持って行かなくなっているが、
車を出す時に、プロトレック ( アウトドア用腕時計 ) を忘れたことに気付く。
でも、時間は携帯でも分かるから良いかと、そのまま出発。  ( 本当にいい加減・・・ )

7 時前で時間も早いし、熊本市内方向と反対のせいか、車の流れも速い。
大津から北へ向かい、コンビニに寄った後、菊池市中心部を抜けてそのまま 18 号線を北上。
途中、工事の為迂回の看板が出ていたものの、とりあえず進んでみたら、
本当に通行止めになっていて迂回させられたけど、すぐ 9 号線に合流。

どんどん周囲が山々の景色になっていき、窓を開けていると結構冷える。
矢谷渓谷キャンプ場への支線道路を入っていくと、キャンプ場に着いた。

ここに車を置くのかなと思っていたけど、
駐車場がよく分からなかったので、そのまま更に奥へと進んでみる。
道は細めだったが、無事に登山口の看板がある所へ到着。
道路を少し先まで走ってみたけど、特に大きな駐車場らしき場所は無さそうだったので、
戻ってきて、登山口の看板の前のスペースに駐車することにした。

ここを左側へ入って行くと、登山口の方へ向かう。

右側に駐車スペースがあったので、
車はそこに置いた。

スペースは狭いけど、時間が早いせいか
停まっている車は全く無し。


車を置いた後、外に出て準備をするが、ちょっと肌寒い。

今日は晴天の筈なんだけど、
上空を眺めると、何だか雲が多いように見える。

家を出て来る時はちょっと暑い感じがしたので、
薄着で来ようとしたけど、もしかしてと思って
フリースを余分に車に入れたのは正解だったかもしれない。

ザックの中にフリースを余分に詰め込んで行くことに。

九州 100 名山の本の地図のページを見ると、
ここの駐車場は 3 台となっているが、
車を降りて近くで眺めてみると、
軽なら詰めれば 3 台置けなくもなさそうだけど、
普通車だと 3 台は厳しいような気も・・・

写真では、 3 台ぐらい全然いけそうに見えるけど、
それは広角レンズで撮影している為、遠近感が
誇張されているから。( 写真趣味の人なら分かる )

8 時前に左手の林道へと入って行く。

途中に車 3 台なら
駐車出来るスペースが 2 ヶ所あった。

ゆったりめで 10 分程歩くと、登山道入り口に出る。

登山口から山道に入ると、
緩やかな樹林帯の道が始まる。

山歩きは半年振りで、
体が鈍り腐っている為、
ゆっくりした感じで登る。

あまり陽が入らないので、
写真を撮るにはちょっと暗いけど、
そこは三脚があるおかげで、全く問題無し。

一眼レフ用のデカい三脚に、
コンパクトデジカメを着けているので、
安定感は抜群に良いねぇ〜  笑

すぐ横には沢が流れているけど、
水量は少ない。

梅雨の頃に来ると、もっと深緑も増して
水量も増えるだろうから、
瑞々しさは良いかも〜

水が流れ落ちるところを
スローシャッターで撮ってみる。

シャッター速度 ( 撮影時間 ) は、 0.4 秒。

この手の写真は、三脚が無いと綺麗に撮れない。

やっぱりもう少し水量が欲しいねぇ〜

それに、苔むした瑞々しさも足りない。

6 月後半頃なら綺麗かなぁ・・・

しばらく先には、水飲み場があった。

ミニ鳥居があるし、コップも用意してあった。

今日は水は飲まずに、先へ進む。

沢沿いのコースが終わって、
登山道が沢から離れようとする時に、
ふと上を見上げたら、
木の葉が紅葉する葉のようだ。

ここは秋に来ると、
綺麗な紅葉が見られそうな感じだねぇ〜

沢から離れると、
登山道は少し高い所へ移動する。

朝日が射し込むことも多くなってきたものの、
樹林帯の中なので、なかなか登山道全体が
日向になることはない。

そのうち登り坂を登り切った所で、
急に目の前に広場が登場した。

休憩場所として整備されているようで、
地図を見たら、穴川越だった。

少し休んで、おにぎりを一つ食べる。

休んでいる間に、後からおじさん 2 人が来て、
追い越されて先に行かれた。

写真では、右手側から登ってきて、
八方ヶ岳へは正面へと進んで行く。

穴川越を後にすると、地形的には稜線になるが、
まだしばらくは、今までとあまり変わらないみたい。

展望は山頂だけらしいけど、本当のようだ。

更に登って行くと、
少し崩れた感じの所や、大きな岩の所もある。

この辺は、稜線歩きのイメージとは違った。

しばらく歩くと、
地形が稜線らしくなってきたようで、
登山道も少し広めになってきた。

陽射しもだいぶ入るようになってきた。

樹林帯の中を歩いていると、
周囲に木々や緑があるので、
山歩きをしている感じがする。

勾配がきつくないのも楽で良い。

班蛇口分岐。

正面から登って来て、
八方ヶ岳へは、左手前側へと進む。

両側に木々があるので、
展望は相変わらずあまり無いけど、
すっかり陽射しタップリの状態だ。 ( ^o^ )丿

登山道も歩き易い。

山ノ神分岐。

山頂側から撮っているので、
正面が登って来た道。

帰りは、左手側の山ノ神方面へ降る予定。

樹林もだいぶ疎らになってきたし、
もうそろそろ山頂は近いのかな・・・

と思っていたら、このすぐ先で
急に開けた山頂に出た。

先ほど追い越された 2 名のおじさんたちは
先ほどすれ違っていたので、
山頂は誰もおらず独占状態。

事前に情報で得ていた通り、
山頂だけは周囲に樹木が無く。
グル〜っと周囲が見渡せるねぇ〜


ここの山頂は広めで平坦なので、
休憩するには良いね〜〜
でも、風が強い時は困りそう・・・

記念写真が撮れるように台が用意されている。
また、向きを変えて撮影出来るように、
山頂標識も回転出来るようになっているぞ。

山頂では、おにぎりやお菓子を少し食べたり、
しばらく昼寝したりして、ややマッタリ気味。

晴れているけど、雲が多めで
太陽が雲に隠れるとちょっと肌寒い感じも。
今日は思ったより風が強く吹いていて、
そのせいで体感も少し冷えて感じる。

南東側に見えるのは、班蛇口湖。

南側は菊池市があるけど、
写真では、もっと左奥の方。

南西方向。

通って来た 18 号線や 9 号線は、
もっと右奥の遠くの方だと思う。

今日は晴天の割には雲が多いけど、
上の方は青空も出ていた。

八方ヶ岳  1052 m

東側。

山並みが見えるけど、どこの山か分からん。
上江津町の方だと思うけど・・・

北側。

どこの山なのかは、さっぱり・・・

北西側。

国見山や休鹿山だろうか。

山頂到着が 09:45 頃で、
山頂出発が 10:20 頃なので、
山頂での休憩は 35 分ぐらい。

降り始めると樹林帯に戻るので展望は無くなるが、
たまに谷間から景色が見える場所もあった。

下山に入ってからも、最初のうちは
少し登るような所も結構あった。

登山道で特に問題のある所は無し。

周囲に人口植林が現れ、
少し陽射しが戻ってくる。

この辺は割と道が広めで歩き易い。

登山道は、大きくハッキリというわけじゃないけど、
道が分からなくなるようなレベルではない。

でもテープが適度に巻いてあるので、
初級者でも道に迷うことはなさそうだ。

今日は時計をしていないし、いつものタイプの地図も
無いから、歩いている途中での現在地確認は無し。

今日は、九州 100 名山の本の地図ページを見て
いる為、毎度本をザックから出さないといけない。

昭文社地図などのように、登山地図単体なら
ウエストポーチだから楽なんだけど。

まだ午前中だから、こちらのコースから
登って来る人もいるのかなとも思ったけど、
どうやら今日はいなさそうだ。

途中で右へ分岐することになっているから、
間違って山ノ神登山口の方へ降りないようにしよう。

緑がちょっと少なめになり、
人口植林の林の中を降る。

登山道はちょっとだけガラガラした感じ。

だいぶ降りて来たら、何だか登山道が
狭くて枯れた沢の跡みたいな感じになってきた。

もしかして分岐を見落として
山ノ神登山口の方へ降りているのだろうか・・・
ちょっとだけ心配になってきてしまう。

しばらく降りていると、
急にアスファルト舗装道路に出た。

地図を見たら、沢に沿った後は山ノ神登山口で
林道に出ることになっていて、しかも林道の
合流の状態が地図と同じじゃないか〜〜〜

・・・ ってことは、ここは山ノ神登山口???

とりあえず、林道を東へ歩いて行けば、
車の所には戻ることが出来るから、
考え込んでいてもしょうがないということで
林道を歩く。

それにしても、どこで分岐を見落としたんだろう?
分岐らしい所は見当たらなかったけど・・・

林道を向こう側からこちらへ向かって
歩いて来ると、別の林道があった。
どこへ通じている林道なんだろう・・・?

林道を歩いている途中、
尻を向けて走り去る動物の後ろ姿が見えた。
パッと見は狸のように見えたけど・・・  猫かな?

しばらく歩いたら、何だか見覚えのある横断幕が・・・
あれ〜、朝通った登山口じゃないか〜〜〜!!!

ってことは、山ノ神登山口の林道ではなく、
正規の下山コースを降って来ていたってことなのか。

舗装道路だったので、
八方ヶ岳林道だと思っていた。

途中の駐車スペースは、どこも車が一杯。

車まで 30 m ぐらいの所で、仕事仲間から電話。
私の PHS が朝から繋がらないからと心配して
携帯に掛かってきたのだった。 ( 山だからねぇ〜 )

15 分程話した後、車に戻って帰宅準備。

私の車の隣にも、別の車が駐車していた。

12 時も回っているし、ちょっとトイレに行きたい
こともあったので、さっさと車で出発する。

すぐ下にある矢谷渓谷キャンプ場は、
お昼なのに閉まっていた。 GW 前日なのに・・・

菊池市内を通過し、旭志付近の道の駅で寄り道。
ここでトイレとランチを済ませ、帰宅したのは 14 時を過ぎていた。

久しぶりの山歩きで森林浴が出来て良かった〜〜♪  ( ^o^ ) /
殆ど人に会わなかったから、ちょっと寂しい感じはあったけど、混雑よりはマシか。

半年山歩きをしていなかったので、帰宅後はちょっと脚が痛かった・・・  ( -_- ; )

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