2001/08

北アルプス

薬師岳・黒部五郎岳

薬師岳方面に行くには、どうしても富山側からの入山を考えることがことが多い。
東京方面からの移動を考えると、長野側からの入山と違って
周り込む形となる為、ちょっと面倒な移動となる。

だからいつも敬遠していたが、夜行列車が上野から富山まで出ていることを発見し、
これなら急行アルプス号と同じじゃないか〜ということと、
富山からのバスの座席の予約が取れたことから、ついに行くことになった。

07/31 (火) 千葉 → 上野 → 新潟 → 富山
08/01 (水) 富山 → 折立 → 太郎兵衛平 → 薬師岳 → 薬師岳山荘泊
08/02 (木) 薬師岳山荘 → 北ノ俣岳 → 黒部五郎岳 → 五郎カール → 黒部五郎小舎泊
08/03 (金) 黒部五郎小舎 → 三俣蓮華岳 → 双六岳 → 西鎌尾根 → 槍岳山荘泊
08/04 (土) 槍岳山荘 → 槍沢 → 上高地 → 松本 → 千葉

07月 31日 (火)     天気は忘れた

上野駅から夜行列車に乗る。

窓側で寝ようとしているのに、通路側に座った客が飲み帰りのお喋りサラリーマンで、
ひっきりなしに話しかけてくる為、喧しくて寝られやせん・・・

そのうち、寝たいから寝かせろとやや強めの主張をすると、ようやく収まり、
お喋りオヤジは、首都圏内のエリアで降りて行った。

08月 01日 (水)     晴れ 後ち 曇り 後ち 晴れ

富山駅前でバスに乗り換える時に、荷物の重さを測ることになり、
問答無用で別料金を取られてしまった。   デカいから仕方無いねぇ・・・

朝からお天気は上々で、
折立には8時半頃、到着した。

準備を済ませ、いざ出〜〜発♪♪♪

登山道はまあまあの勾配で、樹林帯の中を登って行く。
地図では太郎平まで5時間となっているが・・・

そう長く歩かないうちに展望は開け、
勾配も緩めになってくる。

右手の方には有峰湖が見えてきた。

歩きはそう大変なことはないが、
空模様の方は結構雲が多めで、
もしかすると崩れそうな感じもする。

タイムよりは多少早く歩けるだろうとは思っていたが、
なんと太郎平小屋まで3時間を切ってしまう。

時間は、2時間58分だった。
いくらなんでも、あの地図のタイムは長過ぎではないのだろうか・・・・・

ブナ立尾根と同じで、最初の小屋に宿泊させる為の戦略なんだろうか?
( そう疑われてもおかしくないぞ )

太郎平小屋の前は広く、それなりに人はいる。
東側には雲ノ平側の展望が広がっているが、雲が厚い。
薬師岳の方も厚い雲に覆われているようで、
今日は駄目かもしれないなあと思いつつ、太郎平を後にする。

木道をしばらく進むと、
降った所に薬師峠のテント場があった。

学生のグループが多いようだねぇ。

テント場を過ぎると、しばらくは狭い樹林の道が続き、
路面も岩がゴロゴロしていて歩き難い。

しかし道が少し広がり、樹林も開け始める頃には、
少しづつ上空にも青空が戻り始めていた。

樹林帯を完全抜け、
向こうに薬師の稜線が見えてくる頃には、
殆ど晴れの天気になっていたが、暑い!!

ちょこちょこ休みながらゆっくりと登って行く。

今日は登山者は少ないようだ。
ま〜水曜日だからねえ〜

稜線に出て歩いていると、
突然、薬師岳山荘は現れた。

薬師岳山荘の女将さんは綺麗な人だと本に書いてあったが、確かに綺麗な人だった♪

本当は今日のうちに薬師岳を往復しておきたかった。
なぜなら明日の工程が長めなので、
朝から薬師岳を往復していたら、ちょっと時間的に厳しそうだったからだ。

しかし現在の時間を考えると、山頂で写真を撮っていると夕食の時間に間に合わない・・・
結局、この日は諦めることにして、夕食までマッタリすることにして、近くでのんびり過ごす。

夕食は17時頃だったが、食堂には眩しいぐらいの
夕日が射し込み、かなり良い天気だ。

自分でも不思議だったが、夕食を食べてから
なんと自然に足が山頂へと向かってしまった。

おそらく誰にも会わないだろうと思っていたが、
途中で一組だけすれ違った人がいた。

剱立山方面も
素晴らしい光景が広がっている。

雲海は、山の見栄えを引き立てるねぇ・・・

山頂には誰もいなく、( この時間じゃ当然だろう・・・ )
とても静かで、贅沢な時間となった。

富山平野も全て見事な雲海〜♪

薬師岳 山頂  2926 m

もの凄く贅沢な時間なのだが、さすがに時間が時間なだけに
( 既に18時頃 ) 小屋に戻り始める。

小屋が見えるぐらいまで降りて来た頃、雷鳥に出会うことが出来た。


小屋に戻ってしばらくすると、ドラマティックな光景に周辺が変わり始めた。

雲海も山も小屋も、全てが夕焼けに染まり、
まさに下界では絶対に見ることは無い、心洗われる光景だった。

しかし食後に登り始めた私を見て、周囲の人はちょっと心配したそうだ。
( 確かに・・・  すみません )

08月 02日 (木)     快晴 後ち 曇り

今朝は3時頃起きて、小屋を出発したのは3時40分。
外に出て上空を見上げると、星も月も見えたり見えなかったりを繰り返していた。
雲の流れが速く、稜線付近は完全にガスに包まれていて景色は見えない。

景色が見えないだけならまだ良かったが、
ロープに沿っていても、途中で登山道が分からなくなった時には、ちょっと焦った。

無事に稜線から峠へ降りる道に入ると、ガスが無くなり、遠くまで視界が通った。
まだ真っ暗なので景色としてはよく見えないが、
遠くに点々と明かりが見え、先に歩いている人がいるらしい。

水の枯れた沢沿い付近まで降りてくる頃には、ようやく明るくなってきた。

ふと歩いていると、あれ、昨日こんな道は通らなかったぞ・・・ という所に突き当たる。
太郎平までは往復なので、昨日を全く同じ道のはずなのだが・・・

しばらく立ち止まって考えていると、向こうから人の話し声が聞こえる・・・
はて、こんな道あったかな・・・?    とりあえず待っていよう。

しばらくすると、男性二人組みが来たのだが、向こうは私を見て、
熊じゃないかと怪しんだらしく、かなり警戒して来たのだそうだった。

本来は左側の枯れた沢に沿った開けた道が正規の道だったのだが、
私たちがいた方は別の細い藪の中の道だった為、よく見えなかったらしい。
( こっちの道でも合流はするようだったが・・・ )

テント場を通過し木道を登ると、太郎平小屋が見えてきた。
安むには良い場所なので、小屋前の広場で朝食の弁当を食べる。

広場にはそう人はいなかったが、小屋はちょうど朝食時のようで、ガヤガヤしている様子だ。
すっかり明るくなっているのに、太陽が姿を見せないので、
天気は良くないのかなと、ちょっと心配になる。

しかし、食事を済ませて小屋を出発し、
黒部五郎岳方面への道に入る頃には、
向こうの方から朝日の当たっている部分が、
だんだんこちらに近づいてきて、
空も青の部分が広がってきていた。

北ノ俣岳への稜線を進み、
太郎平小屋が後ろに小さく見えるようになる頃には、
すっかり快晴となった。

この辺は勾配も穏やかで、のんびりした歩きが続く。
昨日に続いて雷鳥をまたしても見てしまった。

やはり木曜だからか、
前後を眺めても殆ど登山者の姿はなく、
たまに見える程度で、とっても嬉しい。

写真を撮るには人はいない方が良い。
三脚を併用しているので、
自分の記念写真にも困らんのだ〜

北ノ俣岳付近から南側を見ると、これまた素晴らしい眺めが広がっているじゃないかぁ〜
左から、黒部五郎岳、笠ヶ岳、乗鞍岳、御獄。

しかし実際には360度のパノラマ状態だったので、もっと左側には槍穂高連峰、
水晶岳〜赤牛岳の稜線なども見えているのだから、たまらない。

やっぱり山は天気だねえ〜〜〜!!!
( 毎度お馴染みの台詞だが、やっぱりそう感じてしまう )


黒部五郎岳への最後の登りはちょっと大変だったが、直下の所まで登ってくると
東側の展望が開けて、五郎カールや雲ノ平方面を綺麗に眺めることができた。

山頂まで登ってみると、岩がゴロゴロした感じで
そう広くはないが、人もそれほど多くはない。

良い眺めのように見えるが、反対側はすっかり
ガスのせいで、何も見えない状態だった。

黒部五郎岳 山頂  2840 m

五郎カールに降りると、そこは辺り一面が
大きな岩でいっぱいの不思議なムードが漂う場所。

流れている水は冷たく気持ち良いが、
少し曇っていたので、
雰囲気は今ひとつって感じだろうか・・・

ここから先は大きな勾配は無くなるが、
狭くてちょっと歩き難い樹林帯の中の登山道となる。

上から眺めた時は、
今日宿泊予定の黒部五郎小舎は
そう遠くないように見えたが、意外に長かった。

黒部五郎小舎に着いた時はまだ昼過ぎ頃だったが、
行動開始が早かったから、たぶん疲れたのだろう。

午後はボケーっとしたり、ちょっと昼寝したりしていたが、雲の多い天気だったし、
あまり展望の良い場所ではない為、そんなに写真を撮ることもなく、
実にのんびりとした、暇な時間が過ぎていった。

しかし、夕食時には西日が射し込む良い天気になっていた。

明日はいよいよ槍穂高連峰を望むことだし、
実際槍ヶ岳までの工程なので、お天気はどうだろう・・・?

とりあえず工程が長いので、また暗いうちから出発することにして、今日は終わった。

08月 03日 (金)     快晴 後ち 曇り

3時頃に目を覚まし、準備をして今日も昨日と同じく3時40分に小舎を出る。
今日は昨日と違って、上空にはたくさんの星が輝いていた。

小舎を出るとすぐに樹林帯の登りで、ゴロゴロした岩場の狭く歩き難い登りだ。
まだ真っ暗な為、ヘッドランプの当たる所しか見えず、
よく一人でこんな所登っているな〜と思ってしまう。

1時間ぐらい歩いただろうか、ようやく樹林が減り始め、空が見えるようになってくる。
その頃には少し明るさが出てきて、
黒だった空が青に変わっているのがはっきり分かるぐらいになっていた。

稜線を進むと風は強かったが、お天気は今日も良いようだ。
三俣蓮華岳のすぐ近くまで来ると、突然東側の展望が開け、
槍穂高連峰が目に飛び込んでくる・・・    う〜ん、やっぱり美しい〜〜!!
槍穂高連峰は信州側から見るより、飛騨側からの方が自分は好きだね〜

三俣蓮華岳の山頂に来ると、まだ時間が早かったせいか誰もいなくて、山頂独占だ〜♪

ここから双六岳への稜線はわりと穏やかなので、
前の時と同じく、今回も駆け足気味で進んでいった。


左 : 三俣蓮華岳山頂 ( 2841 m ) より、双六岳方面
右 : 双六岳山頂 ( 2860 m ) より、槍穂高連峰

ほどなく双六岳山頂に到着すると、やっぱりまだ
時間が早かったせいか、殆ど人はいなかった。

飛騨側からの槍穂高連峰の眺めは
良いと思うのだけど、
朝は逆光になってしまうのがイマイチ・・・

双六岳と三俣蓮華岳の間は
いつも稜線コースばっかりなので、
下の巻き道コースはどんな感じだろうと思いながら、
いつも巻き道を眺めつつ双六小屋へと降りる。

写真は、水晶岳・剱立山方面。

双六小屋は登山者が出発した直後のようで、
もうあまり人はいないようだった。

小屋前のテーブルが空いているので、
ここで朝食のお弁当を食べることにして大休憩。

双六小屋の前から鷲羽岳を眺めると、
結構恰好良い形をしている山だ。

小屋の南側にあるテント場の方へ行ってみると、
やはりそう混んでいるようでもなかった。

もう8時頃なので、皆さん出発したんじゃないかな・・・
或いは平日だから、ちょっと少なめなのかも。

双六池の方へ行ってみると、
向こうに笠ヶ岳の姿が見えた。

以前来た時も、朝は快晴だったけど
午後からガスがモクモク湧いたなぁ〜
今日もそのパターンかなぁ・・・

戻ってきて準備をし、いよいよ西鎌尾根へと向かう。
樅沢岳までの登りが、とりあえずそれなりの登りだ。

しかしゆっくり登ったわりには、
タイムよりは全然早く樅沢岳に到着してしまった。

ここは槍穂高連峰の展望台と言われるだけあって、
さすがに眺めが絶景だ。

これから向かう西鎌尾根は、
タイムでは約5時間となっているが、
そんなにかかるほど大変なのだろうか?

以前双六小屋に宿泊した時、荷物を小屋において
空身で槍ヶ岳を往復した年配者の話を聞いたけど、
往復時間で5時間ぐらいだって聞いていた。

ちょっと驚きだったけど、それが本当なら
西鎌尾根は結構楽だということになるが・・・

槍ヶ岳まで続く、西鎌尾根

西鎌尾根をしばらく歩くが、全然穏やかな山歩きじゃないかあ・・・・・
これならわりと早めに槍ヶ岳に到着出来るのでは、と思いながら、快適に先へと進んで行く。

左側には赤岳や硫黄岳など、
山の表面が赤茶色となっている光景が広がっていて、ちょっと雰囲気が違う。

途中、お父さんと小さい子供 ( 小学生ぐらいか ) が歩いていたりして、
ふとここはファミリーコースなのかと思ってしまったりする。
右側はというと、さっきまで綺麗に遠景が見えていたのに、
いつの間にか、どんどん下からガスが沸き、新穂高温泉は全然見えなくなっていた。

更に西鎌尾根を進むうちに、ガスがどんどん膨れ上がり、
そのうちこの稜線まで到達しようかという勢いだ。
う〜ん、この分だと穂高はもうすぐ見えなくなるなあ〜と思っていたら、
本当に間もなく見えなくなってしまった。

千丈沢乗越の手前の鎖場付近まで来た頃に後ろを振り返ると、山では見かける光景だけど、
稜線を境にして片方はガスの渦、片方はクッキリという、対照的な光景になっていた。

千丈沢乗越まで来ると、槍はもう目の前に迫っていたが、
そろそろ槍ヶ岳付近にもガスが沸き始めている。

あと少しなんだから早く槍に行こうと思い、
最後の登りに差し掛かるのだが、この登りがかなりの急勾配だ。
この登りに入った途端、今までのペースがガタ落ちとなるのが、はっきりわかる。

地図でもこんな短い距離なのに、タイムが2時間となっているのも理解できた。
今日は既に6時間ぐらい歩いているのだから、
多少疲れているというのもあるけど、この傾斜はねえ・・・・・ ( ほんと疲れる!! )

見事に途中で一度ダウンし、
ひっくり返って寝てしまった。

目先の大槍が遠い遠〜い、
全然近づいて来ないじゃないか〜!!

ゼーゼーハーハー言いながら、ノロノロ登っていると、ようやく槍の肩が見えてくる。

肩に着いた時、かなりひどい顔だったらしく、
座っていた夫婦に、大変だったねえ・・・としみじみと言われた。
なにはさておき、ようやく着いて良かった。     3時40分発、11時45分着。

タイムでは10時間を超えるコースを、休憩入れても約8時間だから、まあ良い方かな〜
昼を過ぎる頃、槍岳山荘の前でボケーっとビールを飲んだのは言うまでもない。

午後になると、槍の穂先にはガスがかかったり取れたりを繰り返すようになった。
というより、だんだん白くて山荘からでも見えなくなることが多くなってきている。

この分だと登ってもあまり景色を拝めないかもしれないし、
第一穂先に登ろうという元気が既になくなっていた。

まあ明日は降りるだけだし、朝からゆっくり登れば良いか・・・
と勝手に理由をつけて今日は登るのを中止。
夕方までしっかりと布団の上でお休み状態だった。

08月 04日 (土)     曇り 一時 雨

翌朝、窓から外を覗くと、ガスで周囲が良く見えない状態だった。
朝食の後、しばらく外に出て穂先を眺めていたけど、一向に天候が回復するような気配は無い。
7時を過ぎても良くなりそうにないので、穂先には登らず、下山することにして降り始める。

今日はまだ始まったばかりだし、
降りでもあるので、元気に降って行くが、
登って来る人たちの足取りは遅い。

そりゃそうだ、
ここの登りはそれなりに長いしねえ〜

でも今頃の時間にここを登っているということは、槍沢ロッジを今朝出て来た人たちかな・・・
それかせいぜい横尾山荘・・・   上高地はまずあり得んなぁ。

ようやく大曲ぐらいまで降りて来たが、既に飽きてしまった。   ここの降りは長いねえ〜
こんなコース登る奴の気が知れん、というのが正直な感想だ。

大曲を過ぎると、
ようやく平坦な感じになるが、
意外とダラダラと距離は長い。

槍沢ロッヂを過ぎると、
樹林帯の中の沢沿いの歩きになる。

槍沢に沿って歩き、ようやく横尾山荘が見えてくると、ちょっと一安心する。
涸沢からの降りと合流するので、ここから先は知っている道だけど、
それでもここから上高地まで3時間近くもあるのだ。  やっぱり長げ〜〜!!

小梨平のキャンプ場に着いたのは、もうそろそろ13時になろうかという時間だった。
お風呂に入れないかなと思って施設の受け付けに行くと、びっくりしたように声をかけられた。
見ると、以前に登山で徳沢から涸沢まで一緒になったことがあったお姉ちゃんだった。

北海道から九州まで、あちこちにバイトで出かけている人だが、
こんな所で会うとは思ってなかったねえ〜

しばらく話した後、ここのお風呂は夕方しかやってないから、温泉ホテルに行った方が
良いよと言われ、そっちへ向かうが、上空では既にゴロゴロと音がしている・・・
ここまで来てレインウエアは着たくない。

早歩きで急いで温泉ホテルまで、歩くこと約20分。
着く寸前にちょっと小雨がパラついたが、建物の中に入って1分ほどすると、
ザーっという凄い雨が降ってきた。    助かった〜、ラッキー!!

温泉はなかなか気持ち良く、露天もあったが雨の中。
でも濡れているのだから全然関係なし。

温泉から出てしばらくすると、雨は小降りになっており、
バスの時間もあったのでターミナルへと歩き出す。

梓川に沿って歩いていると、途中から陽も射して晴れてきた。
どうやらさっきのは夕立だったようだ。

初日と最終日は曇りがちな天気だったけど、終始まともな雨に遭わずに良い山歩きができた。
特に稜線歩きの中2日間が快晴の天気に恵まれたことは、かなり幸せなことだと言える。

槍の穂先には上がらなかったが、槍ヶ岳にはいつでも来れそうだし、
メインのダイヤモンドコース上で快晴だったことが何より良かったから、
総合評価では、かなり恵まれた山歩きだったと言える内容だ。

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